特許
J-GLOBAL ID:200903034135887444

沸騰冷却装置及びそれを用いた筐体冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-340108
公開番号(公開出願番号):特開平10-178292
出願日: 1996年12月19日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 冷媒液面の低下を防止する。【解決手段】 高温流体と低温流体とを隔離する流体隔離板2、高温流体側に配設され、内部に冷媒が封入された冷媒槽3a、一方が冷媒槽3aに連通された連通管34a、34b、連通管34a、34bの他方に気密に連通され低温流体側に配設された放熱器3bを有する。冷媒槽3aは略平行に配列された複数本の管状部材としての吸熱管31aからなり、この管状部材は、断面形状が長円形状からなる扁平管であり、内部は上下方向に渡って複数の小通路330に区分けされている。各小通路330の直径(最大径)は0.5〜1mmに設定される。吸熱管31aが扁平なので沸騰して上昇する途中に気泡が合体しやすく、合体して大きくなった気泡が扁平の吸熱管内を上昇するときに、吸熱管内に広がり上昇するため液冷媒を一緒に巻き上げ上昇する。これによって低下した液面を持ち上げることができ、冷媒液面の低下を防止する。
請求項(抜粋):
高温部分から受熱して沸騰気化する冷媒が内部に封入された冷媒槽と、一方が前記冷媒槽と気密に連通され、他方が前記高温部分よりも低温の低温部分に延設された連通管と、前記連通管の前記他方に気密に連通されて前記冷媒槽よりも上部に配置され、前記冷媒槽で沸騰気化した冷媒の熱を前記低温部分に放出して前記冷媒を凝縮液化させる放熱器とを有し、少なくとも前記冷媒槽は管状部材からなり、該管状部材は、内部が複数の小通路からなる多孔管であることを特徴とする沸騰冷却装置。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭62-233687
  • 冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-041519   出願人:三菱アルミニウム株式会社
  • 特開平4-190090
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