特許
J-GLOBAL ID:200903034351504924

余剰汚泥の引き抜き時間の制御方法及び該制御方法を用いた浄化槽

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 邦彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-354252
公開番号(公開出願番号):特開平11-179388
出願日: 1997年12月24日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 余剰汚泥の引き抜きを自動化し、ばっ気槽内の汚泥濃度を予め定めた汚泥濃度範囲で運転できる余剰汚泥の引き抜き時間の制御方法を提供する。【解決手段】 ばっ気槽内の活性汚泥濃度および流入水量の測定を行い、制御装置に入力する(S1)。制御装置16は、前回の活性汚泥濃度および流入水量の記憶が有るか無いか判断する(S2)。前回の記憶が有る場合には、さらに前々回の活性汚泥濃度および流入水量の記憶が有るか無いか判断する(S3)。ここで前々回の記憶があった場合、余剰汚泥の引き抜き時間Tnを、今回の余剰汚泥の引き抜きを行う際の活性汚泥濃度および流入水量と前回の余剰汚泥の引き抜きを行った際の活性汚泥濃度および流入水量から算出される、BOD汚泥負荷と汚泥発生率との相関式から得る(S4〜S8)。
請求項(抜粋):
流量調整槽、汚泥濃縮貯留槽、ばっ気槽および沈殿槽を具備し、沈殿槽内の沈降汚泥をばっ気槽に返送する活性汚泥方式の浄化槽で、汚泥返送手段が余剰汚泥の返送を開始してから停止するまでの引き抜き時間を決定する余剰汚泥の引き抜き時間の制御方法において、前記引き抜き時間を、今回の余剰汚泥の引き抜きを行う際の活性汚泥濃度および流入水量と前回の余剰汚泥の引き抜きを行った際の活性汚泥濃度および流入水量から算出されるBOD汚泥負荷と汚泥発生率との相関式から得ることを特徴とする余剰汚泥の引き抜き時間の制御方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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