特許
J-GLOBAL ID:200903034437308737

網膜走査型ディスプレイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 来栖 和則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-065132
公開番号(公開出願番号):特開2006-251126
出願日: 2005年03月09日
公開日(公表日): 2006年09月21日
要約:
【課題】光束を観察者の網膜に直接投影し、その投影された光束をその網膜上において走査することにより、画像を表示する網膜走査型ディスプレイにおいて、観察者の瞳孔の移動に伴って表示画像の色が予定外に変化してしまうことを抑制しつつ、射出瞳を拡大する。【解決手段】網膜走査型ディスプレイの光源と出射部との間における光路上に、それら光源と出射部との間に存在する中間像面と一致するかまたはその中間像面から外れた位置に回折素子116を設置する。その回折素子116は、その回折素子116に入射した合成光束を波長が互いに異なる複数の成分光束に分離する。この回折素子116は、各成分光束がこの回折素子116によって0次回折光と高次回折光とに分離される分離比を複数の成分光束の間において均等化する均等化構造を有する。【選択図】図9
請求項(抜粋):
光束を観察者の網膜に直接投影し、その投影された光束を前記網膜上において走査することにより、画像を表示する網膜走査型ディスプレイであって、 波長が互いに異なる複数の成分光束が合成された合成光束を出射する光源と、 その光源から出射した合成光束を前記網膜上において走査する走査部と、 その走査部によって走査された合成光束が当該網膜走査型ディスプレイから出射する出射部と、 前記光源と前記出射部との間における光路上に、それら光源と出射部との間に存在する中間像面と一致するかまたはその中間像面から外れた位置に設置された回折素子と を含み、 その回折素子は、その回折素子に入射した合成光束を前記複数の成分光束に分離し、その分離された各成分光束ごとに、互いに異なる複数の回折方向に進行する複数の次数の回折光であって0次回折光と少なくとも一つの高次回折光とを有するものを出射し、 その回折素子は、各成分光束が当該回折素子によって0次回折光と高次回折光とに分離される分離比を前記複数の成分光束の間において均等化する均等化構造を有する網膜走査型ディスプレイ。
IPC (2件):
G02B 27/02 ,  G02B 26/06
FI (2件):
G02B27/02 Z ,  G02B26/06
Fターム (5件):
2H041AA23 ,  2H041AB14 ,  2H041AC08 ,  2H041AZ02 ,  2H041AZ06
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 米国特許第5701132号明細書
審査官引用 (6件)
  • 画像表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-396508   出願人:ブラザー工業株式会社
  • 映像表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-332746   出願人:オリンパス光学工業株式会社
  • 投影光学系の瞳共役結合装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-268871   出願人:旭光学工業株式会社
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