特許
J-GLOBAL ID:200903034469573610

クイックコネクタおよびその保持部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-255662
公開番号(公開出願番号):特開平11-201355
出願日: 1998年09月09日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 再利用が容易な保持部材をもち、リリース具等の道具を使わないでも取り外しおよび分解が容易であるクイックコネクタを提供すること。【解決手段】 保持部材3は、雄部材1のリング状突部12と雌部材2の窓部24の係止面24aとの間に介在し、雄部材1と雌部材2とを接続する。保持部材3の操作端部37が手指で挟持されて保持部材3が縮径すると、保持部材3の第二係止部35が雌部材2の窓部24から内側に外れ、雄部材1および保持部材3は雌部材2から容易に引き抜かれる。保持部材3は、保持部34の開口窓340に雄部材1のリング状突部12を嵌合させて雄部材1を保持しているので、雌部材2から出しても保持部材3が雄部材1から脱落することはない。保持部材3の断面略C字形状の本体部31を拡径させて略C字形状の開口端から雄部材1を横に取り外せば、保持部材3は変形が少なくて済み、何度でも再利用可能である。
請求項(抜粋):
先端から所定距離を隔てて設けられた遠心方向に突出するリング状突部をもつ略パイプ状の挿入端部を有する雄部材と、軸線方向の一方に開口した挿入開口端部と、軸線方向の他方を向いて半径方向に延在する係止面をもつ第一係止部を周壁に有する収容部とを備え、前記雄部材の前記挿入端部が該挿入開口端部から該収容部に挿入される雌部材と、少なくとも一部が前記雌部材の前記挿入開口端部から前記収容部に挿入され、前記雄部材の前記リング状突部と該雌部材の前記係止面との間に介在して、該挿入開口端部から挿入された該雄部材の前記挿入端部を該雌部材の該収容部に装着させる保持部材と、を備え、前記保持部材は、前記他方に向かって内周面が縮径しているテーパ壁部と、該テーパ壁部の該他方の端部に設けられた前記雄部材の前記挿入端部の前記リング状突部が嵌合して該挿入端部を保持する保持部とをもつ弾性変形により拡径および縮径が可能な断面略C字形状の本体部と、前記本体部の前記一方の端部から遠心方向に突出して該本体部と一体的に形成された凸部であり、前記第一係止部と係合する第二係止部と、前記本体部の前記一方の端部から該一方に突出し、前記雌部材の前記収容部への挿置時にも前記挿入開口端部から突出する操作端部をもち、該本体部の縮径時に該本体部の弾性力により遠心方向へ付勢される互いに背向した複数の操作アーム部と、を有していることを特徴とするクイックコネクタ。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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