特許
J-GLOBAL ID:200903034553246897

ハイブリッド車およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人アイテック国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-058747
公開番号(公開出願番号):特開2006-242096
出願日: 2005年03月03日
公開日(公表日): 2006年09月14日
要約:
【課題】 ギヤ機構にガタ打ちのショックや歯打ち音が生じるのを抑制する。【解決手段】 車軸にギヤ機構を介して連結された駆動軸にエンジンとモータとを接続した自動車において、エンジンの始動要求がなされたとき(S130,S180)、モータから出力されているトルク(前回Tm2*)が閾値Tm2ref以上のときにはエンジンを始動し(S190,S220)、モータから出力されているトルク(前回Tm2*)が閾値Tm2ref未満であり要求トルクTr*が閾値Tref未満でありバッテリの残容量SOCが閾値Sref以上のときには始動要求に拘わらずにエンジンの運転停止状態を保持する(S190〜S210、S140)。これにより、エンジンを始動する際に駆動軸に作用するトルク脈動によってギヤ機構にガタ打ちのショックや歯打ち音を生じるのを抑制することができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
車軸に連結された駆動軸に動力を出力可能な内燃機関と、動力を入出力可能な電動機とを備えるハイブリッド車であって、 前記内燃機関の出力軸と前記駆動軸とに接続され、電力と動力の入出力を伴って前記内燃機関からの動力の少なくとも一部を前記駆動軸に出力可能な電力動力入出力手段と、 前記駆動軸と前記電動機の回転軸とをギヤ機構により接続すると共に両軸の間で動力を伝達可能なギヤ式動力伝達手段と、 前記電動機および前記電力動力入出力手段と電力のやりとりが可能な蓄電手段と、 前記駆動軸に出力すべき要求駆動力を設定する要求駆動力設定手段と、 所定の運転停止条件の成立に基づく前記内燃機関の停止要求と所定の運転開始条件の成立に基づく前記内燃機関の始動要求とを行なう停止始動要求手段と、 前記停止始動要求手段により前記始動要求がなされたとき、前記ギヤ機構のガタ詰めの程度が所定条件を満たすときには前記内燃機関が始動されると共に前記設定された要求駆動力に基づく駆動力が前記駆動軸に出力されるよう前記内燃機関と前記電力動力入出力手段と前記電動機とを制御し、前記ギヤ機構のガタ詰めの程度が所定条件を満たさないときには前記始動要求に拘わらずに該内燃機関の運転停止した状態を継続して前記設定された要求駆動力に基づく駆動力が前記駆動軸に出力されるよう前記内燃機関と前記電力動力入出力手段と前記電動機とを制御する制御手段と、 を備えるハイブリッド車。
IPC (8件):
F02D 29/02 ,  B60K 6/04 ,  B60W 20/00 ,  B60W 10/06 ,  B60W 10/26 ,  F02N 11/04 ,  F02N 11/08 ,  F02N 15/00
FI (10件):
F02D29/02 D ,  B60K6/04 151 ,  B60K6/04 310 ,  B60K6/04 330 ,  B60K6/04 553 ,  B60K6/04 555 ,  B60K6/04 731 ,  F02N11/04 D ,  F02N11/08 L ,  F02N15/00 E
Fターム (5件):
3G093AA07 ,  3G093BA33 ,  3G093CA01 ,  3G093DB28 ,  3G093EC02
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る