特許
J-GLOBAL ID:200903034772380957

車両用シートのエアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高月 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-210782
公開番号(公開出願番号):特開平10-053089
出願日: 1996年08月09日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 見映えの低下を招くことなく、正規の接合部だけを確実に開裂させることができる車両用シートのエアバッグ装置を提供する。【解決手段】 マチ部17の裏側に設けられている補強シートS1 が、マチ部17以上の強度で且つマチ部17以下の伸縮性を有しているため、エアバッグ10の膨張力はこの補強シートS1 にて受け止められることとなり、マチ部17には直接的に加わらない。従って、マチ部17が接合部H1 、H2 以外の途中部分から開裂することはない。また、エアバッグ10の展開方向が前方のため、前方にある正規の接合部H1 から確実に開裂する。補強シートS1 がマチ部17の裏側にあるため見映えの低下もない。
請求項(抜粋):
シートバックのシートバックフレーム及びパッド材を覆う表皮材が、少なくとも、シートバックの前面中央部位を覆うメイン部と、シートバックの前面両側部位を覆うメインサイド部と、シートバックの側面部位を覆うマチ部と、シートバックの背面部位を覆うバック部とから成っていると共に、それぞれの対応端同士が上下方向に沿う接合部で接合されており、且つ該シートバックフレームの車幅方向外側部に、前方へ展開するエアバッグ及びガス発生用のインフレータを内蔵したエアバッグモジュールが取付けられている車両用シートのエアバッグ装置において、前記マチ部の裏側の少なくともエアバッグモジュールに対応する部位に、強度がマチ部以上で且つ伸縮性がマチ部以下の補強シートを設けると共に、該補強シートの対応端もマチ部の両端の接合部で各々接合したことを特徴とする車両用シートのエアバッグ装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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