特許
J-GLOBAL ID:200903034808063970

内燃機関の燃焼制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-338433
公開番号(公開出願番号):特開平10-054288
出願日: 1996年12月18日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】希薄燃焼を行いうる内燃機関において、スワールコントロールバルブの開度に追従遅れが生じた場合でも、そのことによる燃焼の悪化を抑制する。【解決手段】エンジン1の第1吸気弁6a及び第2吸気弁6b近傍のシリンダヘッド4内壁面周辺部には燃料噴射弁11が配置され、燃料噴射弁11からの燃料は、直接的に気筒#1〜#4内に噴射される。電子制御装置(ECU)30は、成層燃焼時において、スワールコントロールバルブ17の指示開度が実開度よりも大きいときには、スワールの強度が予定よりも大きくなりがちであると判断し、最終的な噴射時期をその分だけ遅角側に補正する。また、逆の場合にはスワールの強度が予定よりも小さくなりがちであると判断し、最終的な噴射時期をその分だけ進角側に補正する。従って、点火タイミングにおける燃料混合気は丁度点火プラグ10近傍の最適位置にかかることとなり、良好な燃焼が得られる。
請求項(抜粋):
希薄燃焼を可能とすべく内燃機関の気筒内に供給される燃料を噴射する燃料噴射手段と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記燃料噴射手段を制御して希薄燃焼を実行する燃料噴射制御手段と、前記希薄燃焼を行う場合には、前記燃料噴射手段より噴射される燃料を含む燃料混合気が渦流を形成しうるよう開閉されるスワールコントロールバルブと、前記スワールコントロールバルブを駆動するアクチュエータと、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記スワールコントロールバルブの指示開度を算出する指示開度算出手段と、前記指示開度算出手段にて算出された指示開度に基づき、前記アクチュエータを制御して前記スワールコントロールバルブの開度を制御することにより、前記渦流の強度を制御する渦流制御手段とを備えた内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記スワールコントロールバルブの開度を検出する実開度検出手段と、前記実開度検出手段により検出された前記スワールコントロールバルブの開度と、前記指示開度算出手段にて算出された指示開度とが異なる場合には、前記燃料噴射制御手段にて制御される燃料噴射時期に補正を加える噴射時期補正制御手段とを設けたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
IPC (8件):
F02D 41/34 ,  F02B 31/02 ,  F02D 41/02 325 ,  F02D 41/04 335 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02D 45/00 301 ,  F02P 5/15
FI (9件):
F02D 41/34 F ,  F02B 31/02 L ,  F02D 41/02 325 G ,  F02D 41/04 335 Z ,  F02D 43/00 301 B ,  F02D 43/00 301 J ,  F02D 43/00 301 U ,  F02D 45/00 301 G ,  F02P 5/15 B
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る