特許
J-GLOBAL ID:200903035289147865

自動変速機の制御装置及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-143341
公開番号(公開出願番号):特開平11-336887
出願日: 1998年05月25日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 油圧系の特性ばらつきや演算誤差を補正し、変速ショックや変速の遅れ、摩擦係合要素の特性劣化の発生を防止できる摩擦係合要素のつかみ換えを実現する自動変速機の制御装置を提供すること。【解決手段】 ステッフ ゚S101では、エンジンの特性又はトルクコンバータの特性等に基づき入力軸トルクを推定する。ステッフ ゚S105では、解放側クラッチの油圧をステッフ ゚S104で設定した初期油圧から、予め定めた所定の勾配で徐々に低下させる徐減制御を行う。これにより、入力軸回転数Ntの吹き上がりが発生する。ステッフ ゚S106では、入力軸回転数Ntの吹き上がりの検出を行なう。ステッフ ゚S108では、下記式(4)’に基づいて、解放側クラッチの特性を示す係数k1を算出する。k1=A1*PCL1/Tin・・・(4)’但し、A1は解放側クラッチの固有値(定数)、PCL1は解放側クラッチの油圧指令値、Tinは入力軸トルクの推定値
請求項(抜粋):
自動変速機に設けられる複数の摩擦係合要素をそれぞれ係合又は解放することにより複数の変速段を選択制御し、アップシフト時において、前記複数の摩擦係合要素のうちの前段摩擦係合要素を解放させるとともに、次段摩擦係合要素を係合させる変速制御を必要とする自動変速機の制御装置であって、前記自動変速機の入力軸のトルクを検出又は推定するトルク検出手段と、前記解放側摩擦係合要素に加える液圧を徐々に低減する液圧低減手段と、前記液圧低減手段によって前記解放側の液圧を低減することにより、前記解放側摩擦係合要素が係合を保持するのに必要な最低の保持液圧とした場合に、前記トルク検出手段により得られた入力軸トルクと前記解放側の液圧の指令値とに基づいて、前記自動変速機の特性を示す係数を算出する係数算出手段と、を備えたことを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/04 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:68
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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