特許
J-GLOBAL ID:200903035344756302
レーザー溶着樹脂成形品及び成形方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三浦 良和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-174986
公開番号(公開出願番号):特開2005-007759
出願日: 2003年06月19日
公開日(公表日): 2005年01月13日
要約:
【課題】スキャン式レーザーあるいはそれに類する照射方式で、樹脂部材間に隙間を有する樹脂部材を、過大な歪の発生が無く、製品設計自由度の比較的高く、かつ樹脂部材間の気密性の保たれた均一な溶着を可能にすること。【解決手段】樹脂溶着用レーザー光に対する透過性樹脂部材と該レーザー光を吸収して加熱される非透過性樹脂部材からなり、該透過性樹脂部材の表面の一部を凹部と成し、該非透過性樹脂部材の表面の一部を凸部と成し、ここで、凹部の容積はVであり、凸部は凹部への嵌合体積がvであって、凹部と嵌合時に0.1V≦v<Vにより与えられる空間を生じる形状であり、凹部と凸部を嵌合し、レーザー光を凹部側から凸部に照射して凸部を溶融し、ここで、凸部は溶融時の嵌合体積v+Δv≦1.2Vを満たし、凹部と凸部とをレーザー溶着する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
樹脂溶着用レーザー光に対する透過性樹脂部材(1)と該レーザー光を吸収して加熱される非透過性樹脂部材(2)からなり、
該透過性樹脂部材(1)の表面(11)の一部を凹部(3)と成し、
該非透過性樹脂部材(2)の表面(12)の一部を凸部(4)と成し、
ここで、凹部(3)の容積はVであり、凸部(4)は凹部(3)への嵌合体積がvであって、凹部(3)と嵌合時に下記式(i)により与えられる空間を生じる形状であり、
0.1V≦v<V (i)
凹部(3)と凸部(4)を嵌合し、
レーザー光を凹部(3)側から凸部(4)に照射して凸部(4)を溶融し、
ここで、凸部(4)は溶融時の嵌合体積v+Δvが下記式(ii)を満たし、
v+Δv≦1.2V (ii)
凹部(3)と凸部(4)とをレーザー溶着する成形方法。
IPC (2件):
FI (2件):
B29C65/16
, B23K26/00 310S
Fターム (11件):
4E068BA00
, 4E068DB10
, 4F211AA24
, 4F211AA25
, 4F211AA32
, 4F211AA34
, 4F211TA01
, 4F211TC01
, 4F211TD02
, 4F211TH17
, 4F211TN27
引用特許:
審査官引用 (5件)
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樹脂部品のレーザ溶着方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-088570
出願人:トヨタ自動車株式会社
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樹脂成形品
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-267124
出願人:トヨタ自動車株式会社
-
樹脂成形品
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-273851
出願人:トヨタ自動車株式会社
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