特許
J-GLOBAL ID:200903035505567580

暗号化装置,復号装置,および暗号化・復号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河原 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-114230
公開番号(公開出願番号):特開2000-305453
出願日: 1999年04月21日
公開日(公表日): 2000年11月02日
要約:
【要約】【課題】 電力解析や電力差分解析等の消費電力の測定による暗号解析に対して耐性のある暗号化装置,復号装置,および暗号化・復号装置を提供する。【解決手段】 中間データ制御手段123は、乱数生成装置140から出力される乱数を入力として、中間データを乱数に依存して変化させる乱数依存中間データ変更操作を中間データ変更要求の発生時点で行い、かつ当該乱数依存中間データ変更操作を複数回適用することによって乱数の効果を相殺するように制御する。暗号化演算手段121は、乱数依存中間データ変更操作に依存して状態を変化させつつ、平文に対する暗号化処理を実行し、乱数に依存しない暗号文を出力する。乱数依存性決定手段122は、暗号化処理の現在の処理段階が乱数依存中間データ変更操作を適用すべき処理段階であると判断した場合に、中間データ変更要求を発行する。
請求項(抜粋):
乱数を出力する乱数生成装置と、前記乱数生成装置から出力される乱数を入力として、暗号化処理実行中に必要な中間データを乱数に依存して変化させる乱数依存中間データ変更操作を中間データ変更要求の発生時点で行い、かつ当該乱数依存中間データ変更操作を複数回適用することによって乱数の効果を相殺するように制御する中間データ制御手段と、平文を入力とし、前記中間データ制御手段による乱数依存中間データ変更操作に依存して状態を変化させつつ当該平文に対する暗号化処理を実行し、当該平文を暗号化した暗号文であって前記乱数生成装置の出力に依存しない暗号文を出力する暗号化演算手段と、前記暗号化演算手段による暗号化処理の現在の処理段階が乱数依存中間データ変更操作を適用すべき処理段階であると判断した場合に、前記中間データ制御手段に対する中間データ変更要求を発行する乱数依存性決定手段とを備えたことを特徴とする暗号化装置。
Fターム (5件):
5J104AA41 ,  5J104JA07 ,  5J104JA13 ,  5J104NA27 ,  5J104NA39
引用特許:
審査官引用 (11件)
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