特許
J-GLOBAL ID：200903036232575824
ブレーキシステム
出願人/特許権者：
トヨタ自動車株式会社
トヨタ自動車株式会社 について
代理人 (1件)： 神戸 典和 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-043825
公開番号（公開出願番号）：特開平7-251727
出願日： 1994年03月15日
公開日（公表日）： 1995年10月03日
要約：
【要約】【目的】ダイヤゴナル2系統式のブレーキシステムにおいて、少なくとも前輪制動力および後輪制動力が0に近い軽制動領域において一方が他方に対して後輪制動力が増加する関係にある2個の制動力配分を選択的に実現することにより、車両の積載荷重との関係において実制動力配分の適正化を図る。【構成】マスタシリンダ10と前輪ホイールシリンダ20との間に、一対の逆止弁72,74が互いに逆向きに並列接続されて成る逆止弁装置70であって逆止弁72については開弁圧が実質的に0ではないものを設ける。軽積載状態では逆止弁装置70を開閉弁80により無効にし、重積載状態では有効にして前輪ブレーキ圧を後輪ブレーキ圧に対して逆止弁72の開弁圧だけ低下させ、実制動力配分線を軽積載状態におけるより後輪制動力が増加する側にずらし、理想制動力配分線に十分に近くまで後輪制動力の増加を可能とする。
請求項（抜粋）：
車両の前輪と後輪とにそれぞれ設けられたブレーキを作動させることによって車両を制動するブレーキシステムであって、前記ブレーキによって前輪と後輪とにそれぞれ発生させられる制動力の前後輪への配分である第一制動力配分と、少なくとも前輪制動力および後輪制動力が設定値以下である軽制動領域において後輪制動力が第一制動力配分におけるより大きくなる第二制動力配分とを選択的に実現する制動力配分制御装置を含むことを特徴とするブレーキシステム。
引用特許：
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