特許
J-GLOBAL ID:200903036424768626

内燃機関の蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-244997
公開番号(公開出願番号):特開平9-088677
出願日: 1995年09月22日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 パージ率に対する空燃比フィードバック補正量の偏差を学習し、この学習値とパージ率とから空燃比の補正を制御することにより、運転条件変化に対して空燃比補正を適正化することを課題とする。【解決手段】 S55 において、パージ流路面積APと総流路面積AAとから、実パージ率PRATEを算出し、S56 において、パージガス流量相当面積QPAGEを算出する。S57 において、学習テーブルTGALPRを参照して、パージガス流量相当面積QPAGEに基づきゲイン学習値GALPRを検索し、S58 において、PRATEと、GALPRによりパージ濃度予測値PFRを算出する。S59において、パージ濃度予測値PFRになまし処理を行うべく、加重平均を求める。S60 及びS61 では、シリンダ内吸入パージ濃度PFRCを、パージ濃度予測値PFRに対してなまし処理とインテークマニホールド内の充填空気分の遅れを短縮化するためのデッドタイムを付与して求める。S62 では、パージ濃度変化量積算値SPFRCを求める。
請求項(抜粋):
機関の運転条件を検出する運転条件検出手段と、該検出手段から出力される機関の運転条件信号を受けてパージON・OFFの条件を判定する手段と、この判定結果よりパージON条件でパージ弁を開いてキャニスタからパージガスを機関吸気系に導入する装置とを備えた内燃機関の蒸発燃料処理装置において、機関に供給される混合気の空燃比を検出する空燃比検出手段と、空燃比フィードバック補正量が所定幅内に収まるように前記空燃比検出手段の出力から空燃比フィードバック補正量を算出する空燃比フィードバック補正量算出手段と、吸入空気流量に対するパージガス流量の割合としてのパージ率を算出するパージ率算出手段と、前記空燃比フィードバック補正量に基づき、蒸発燃料パージの有・無に対する空燃比フィードバック補正量の偏差を算出する空燃比フィードバック補正量偏差算出手段と、前記パージ率と空燃比フィードバック補正量の偏差とに基づいてゲインを算出するゲイン算出手段と、前記ゲイン算出手段により算出されたゲインの学習値を更新するゲイン学習値更新手段と、前記ゲイン学習値と前記パージ率とに基づいて空燃比フィードバック補正量のシフト量を算出するシフト量算出手段と、前記シフト量に基づいて空燃比フィードバック補正量を補正する補正手段と、前記パージON・OFFの条件の判定結果に基づきパージON条件で前記補正された空燃比フィードバック補正量及び運転条件に応じた基本燃料供給量を用いて燃料供給量を算出する燃料供給量算出手段と、前記燃料供給量を機関吸気系に供給する燃料供給手段と、を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関の蒸発燃料処理装置。
IPC (5件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 41/02 330 ,  F02D 45/00 340 ,  F02M 25/08 301
FI (5件):
F02D 41/14 310 C ,  F02D 41/14 310 H ,  F02D 41/02 330 J ,  F02D 45/00 340 C ,  F02M 25/08 301 J
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (1件)

前のページに戻る