特許
J-GLOBAL ID:200903037855335464
エコー消去装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
曾我 道治
, 古川 秀利
, 鈴木 憲七
, 梶並 順
, 大宅 一宏
, 上田 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-339100
公開番号(公開出願番号):特開2009-164670
出願日: 2007年12月28日
公開日(公表日): 2009年07月23日
要約:
【課題】従来、通話状態の判定は、判定時点の入力信号で行うため、外乱に対し精度良い通話状態判定ができず、エコー消去効果が安定しない。効果安定ため、状態変化に対し所定時間、判定切換えを待つものは、この間のタイムロスで反応が遅れ効果的にエコーを消去できない。【解決手段】受信信号を受話音声として出力するスピーカ、マイクで収音した送信入力信号から、フィルタで濾波した受信信号を減算し、送信中間信号を出力するエコー引去り手段、受信信号と送信入力信号と送信中間信号を入力し、所定時間フレーム毎に通話状態を判定するダブルトーク判定手段の判定結果に従い、第1、第2の遅延手段で遅延された受信信号と送信入力信号を入力し、フィルタを適応化学習する適応フィルタ手段、学習したフィルタ係数をエコー引去り手段に転送しフィルタ係数を書換える転送手段を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
音声通信用の音響エコー消去装置において、
受信入力信号を受話音声として出力するスピーカ、
送話音声を収音し送信入力信号として出力するマイク、
マイクで収音した送信入力信号から、フィルタで濾波した受信入力信号を引き去り、送信出力信号を出力するエコー引去り手段、
受信入力信号と送信入力信号と送信中間信号を入力し、所定の時間フレーム毎に通話状態を判定するダブルトーク判定手段、
受信入力信号と送信入力信号を入力し、ダブルトーク判定手段による判定結果に従って、フィルタを適応化学習する適応フィルタ手段、
適応フィルタ手段で学習したフィルタ係数を、一定の周期で、エコー引き去り手段に転送し、フィルタ係数を書き換える転送手段、
適応フィルタ手段に入力される受信入力信号に所定の遅延を挿入する第1の遅延手段、
適応フィルタ手段に入力される送信入力信号に所定の遅延を挿入する第2の遅延手段を備えたエコー消去装置。
IPC (3件):
H04B 3/23
, H03H 21/00
, H04R 3/02
FI (3件):
H04B3/23
, H03H21/00
, H04R3/02
Fターム (14件):
5D020CC01
, 5J023DA05
, 5J023DB03
, 5J023DC07
, 5J023DD01
, 5J023DD07
, 5K046BB01
, 5K046CC28
, 5K046HH01
, 5K046HH11
, 5K046HH45
, 5K046HH51
, 5K046HH77
, 5K046HH79
引用特許:
出願人引用 (2件)
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エコーキャンセラ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-005397
出願人:三菱電機株式会社
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エコーキャンセラ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-315282
出願人:沖電気工業株式会社
審査官引用 (4件)