特許
J-GLOBAL ID:200903037913746895

磁気検出素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 野▲崎▼ 照夫 ,  三輪 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-182337
公開番号(公開出願番号):特開2006-005286
出願日: 2004年06月21日
公開日(公表日): 2006年01月05日
要約:
【課題】 特に人工フェリ構造の固定磁性層を構成する非磁性中間層の構成を改良して、前記非磁性中間層の上下に隣接する磁性層の磁歪を大きくでき、前記固定磁性層を強固に固定できる磁気検出素子を提供することを目的としている。【解決手段】 固定磁性層23を構成する第1磁性層23aを第1磁歪増強層22と接して設けることで、前記第1磁性層23aの磁歪定数を増強するのみならず、前記固定磁性層を構成する非磁性中間層23bを、Ruよりも格子定数が大きい、例えばRu-X合金等で形成することで前記非磁性中間層に接する第1磁性層23a及び第2磁性層23cの双方の結晶構造を歪ませ、前記第1磁性層23aおよび第2磁性層23cの磁歪定数を大きく出来る。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
固定磁性層と、非磁性材料層と、フリー磁性層とが積層されている多層膜を有する磁気検出素子において、 前記固定磁性層は、複数の磁性層が非磁性中間層を介して積層されたものであり、 前記複数の磁性層のうち前記非磁性材料層から最も離れた位置に形成されている第1磁性層の、前記非磁性材料層側と反対側の面には、非磁性金属製の第1磁歪増強層が前記第1磁性層に接して設けられ、 少なくとも一つの前記非磁性中間層の、少なくとも上面側及び/または下面側の格子定数はRuよりも大きくなっており、 前記第1磁歪増強層内と前記第1磁性層内との少なくとも一部の結晶、及び非磁性中間層内と前記非磁性中間層のRuよりも大きい格子定数を有する面側に接する磁性層内との少なくとも一部の結晶は、エピタキシャルまたはヘテロエピタキシャルな状態であり、前記固定磁性層の記録媒体との対向面側の端面が開放されていることを特徴とする磁気検出素子。
IPC (1件):
H01L 43/08
FI (1件):
H01L43/08 Z
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (6件)
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