特許
J-GLOBAL ID:200903038029105076

耳割れ、耳歪のない方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-245122
公開番号(公開出願番号):特開2000-073120
出願日: 1998年08月31日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】【課題】耳割れや耳歪がなく、しかも磁気特性と被膜特性も良好な一方向性珪素鋼板を安定して製造すること。【解決手段】酸可溶性Al:0.001 〜0.030 %、N:0.003〜0.010 %、Se+2.47S≦0.035%にかかる成分組成を有するスラブを用い、このスラブの加熱を1300°C以下の温度にて行い、脱炭焼鈍に当たっては、焼鈍後の板の酸素目付量が1.7 g/m2以下になるように焼鈍し、そして仕上焼鈍においては、コイルの外巻き部分の最高到達温度を1150°C未満にするか、または、この温度を1150°C以上1200°C未満とし、かつで1150°C以上の温度に滞在させる時間を30時間以内となるように焼鈍する。
請求項(抜粋):
C:0.005 〜0.08wt%、Si:1.0 〜7.0 wt%、Mn:0.03〜2.5 wt%を含有する珪素鋼スラブを加熱し、熱間圧延し、次いで熱延板焼鈍を施し、その後、一回または中間焼鈍を挟む二回以上の冷間圧延を行い、さらにその後、脱炭焼鈍と仕上焼鈍とを施して方向性電磁鋼板を製造する方法において、酸可溶性Al:0.001 〜0.030 %、N:0.003〜0.010 %、Se+2.47S≦0.035%にかかる成分組成を有するスラブを用い、このスラブの加熱を1300°C以下の温度にて行い、脱炭焼鈍に当たっては、焼鈍後の板の酸素目付量が1.7 g/m2以下になるように焼鈍し、そして仕上焼鈍においては、コイルの外巻き部分の最高到達温度を1150°C未満にするか、または、この温度を1150°C以上1200°C未満とし、かつで1150°C以上の温度に滞在させる時間を30時間以内となるように焼鈍することを特徴とする、耳割れ、耳歪のない方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/12 ,  H01F 1/16 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/60
FI (4件):
C21D 8/12 B ,  C22C 38/00 303 U ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16 B
Fターム (19件):
4K033AA02 ,  4K033BA01 ,  4K033BA02 ,  4K033FA01 ,  4K033JA04 ,  4K033MA01 ,  4K033MA02 ,  5E041AA02 ,  5E041AA11 ,  5E041AA19 ,  5E041BC01 ,  5E041CA02 ,  5E041HB05 ,  5E041HB07 ,  5E041HB11 ,  5E041NN01 ,  5E041NN05 ,  5E041NN17 ,  5E041NN18
引用特許:
審査官引用 (5件)
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