特許
J-GLOBAL ID:200903038032071859

原子燃料ウランスクラップ回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山川 政樹 ,  山川 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-347654
公開番号(公開出願番号):特開2007-155380
出願日: 2005年12月01日
公開日(公表日): 2007年06月21日
要約:
【課題】生産効率を向上させるとともに、製造コストの低減を図る。【解決手段】原子燃料ウランスクラップ回収装置1は、管体3に堆積した多数の焼結体スクラップ4を酸化処理する酸化炉本体2と、酸化した粉末のスクラップを粒度によって篩い分ける篩手段12とを備えている。ヒータ10は、管体3の表面の温度を上方から下方に向かって高くするような温度勾配を付与する。また、ヒータ10は、UO2 焼結体スクラッップを酸化する場合には、500〜550°Cの範囲に制御され、Gd2O3が含有されたUO2 焼結体スクラップを酸化する場合には、550〜800°Cの範囲に制御される。篩手段12には、サイズが100メッシュのスクリーンによって形成された第2の篩14が備えられ、振動を付与する振動付与手段15が設けられている。空気供給手段6から供給される空気は、管体3内を通って管体3の下端から排出され、酸化した粉末の篩手段12への落下を促進する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
UO2またはGd2O3入りUO2原子燃料ペレットを製造する際に発生する焼結体スクラップを空気中で加熱し酸化させU3O8あるいは(U,Gd)3O8とする酸化炉を備えた原子燃料ウランスクラップ回収装置において、前記酸化炉の下側に、酸化したU3O8あるいは(U,Gd)3O8の酸化粉末の粒度を調整する篩手段を設け、前記酸化炉は、複数の焼結体スクラップを堆積状態で収納する管体と、この管体の上部から管体内に空気を供給し管体の下部から排出する空気供給手段と、前記管体の周面を加熱し管体の上部から下部に向かって温度が高くなるような温度勾配を付与する加熱手段と、前記篩手段に振動を付与する振動付与手段とを備え、前記篩手段は前記管体の下端から間隔をおいて設けたことを特徴とする原子燃料ウランスクラップ回収装置。
IPC (3件):
G21C 3/62 ,  G21F 9/30 ,  G21C 21/02
FI (4件):
G21C3/62 M ,  G21F9/30 Z ,  G21C21/02 D ,  G21C21/02 J
引用特許:
出願人引用 (6件)
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