特許
J-GLOBAL ID:200903038268835280
多層式追記型光記録媒体及びその記録方法、記録装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
本多 章悟
, 樺山 亨
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-240242
公開番号(公開出願番号):特開2009-070520
出願日: 2007年09月14日
公開日(公表日): 2009年04月02日
要約:
【課題】多層式の光記録媒体においては、記録層に対して好適な記録条件を用いて記録を行うが、各記録層には多層に起因する条件の差等があるため、記録媒体の装着毎に、また層毎に試し書きを行ってその結果を読み出して最適な記録条件を求めている。しかし、書込光が記録済みの層を透過してから書込を行う構成であると、記録済みの状況によって透過率が異なり、正しい記録条件が得られない。書込を一番奥の記録層から順次行えば、その問題は回避されるはずであるが、毎回の試し書き範囲にも偏芯によるバラツキがある。【解決手段】全ての層の試し書き範囲を記録面に垂直な方向に整列させるのではなく、隣接する記録層では下側の記録層の試し書き範囲を、上側の記録層の試し書き範囲よりも相互の偏芯量分、若しくは最大の偏心量分より大きくずらして配置する。ずらす方向は、記録媒体の半径方向に関して、試し書き範囲を追加していく方向と逆方向とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
N層(Nは2以上の整数)の記録層を有し、各記録層において最適記録条件を求めるための試し書きが行われる試し書き領域を有する多層式追記型光記録媒体に対し、
記録再生光入射側から見て最奥の第1記録層から最も手前側の第N記録層まで順次記録が行われる記録方法において、
未記録部分を有していて記録が可能な層のうち最奥の第p記録層(1≦p≦N)から任意の第q記録層(p≦q≦N)まで、手前側の記録層に向けて順次試し書きを行う工程と、各記録層では、前記試し書き領域を、前記記録媒体の半径方向に関し、一方の端から他方の端へ向けて(以下この方向を試し書き方向という)複数の試し書き範囲に分割して順次使用する工程と、
第m記録層(1≦m≦(N-1))での試し書き範囲に対して、第(m+1)記録層での前記試し書き範囲を、試し書き方向とは逆方向に所定のずらし量をもってずらして配置する工程と、を有することを特徴とする多層式追記型光記録媒体の記録方法。
IPC (4件):
G11B 7/004
, G11B 7/007
, G11B 7/125
, G11B 7/095
FI (4件):
G11B7/0045 B
, G11B7/007
, G11B7/125 C
, G11B7/095 C
Fターム (31件):
5D090AA01
, 5D090BB03
, 5D090BB12
, 5D090CC01
, 5D090CC05
, 5D090CC14
, 5D090CC18
, 5D090DD05
, 5D090EE01
, 5D090GG32
, 5D090GG33
, 5D090HH01
, 5D090JJ12
, 5D090KK03
, 5D118AA19
, 5D118BA01
, 5D118BB03
, 5D118BB08
, 5D118CA07
, 5D118CA13
, 5D118CD03
, 5D118CD12
, 5D118DA35
, 5D789AA23
, 5D789AA36
, 5D789BA01
, 5D789BB02
, 5D789BB13
, 5D789DA09
, 5D789HA19
, 5D789HA21
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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