特許
J-GLOBAL ID:200903038364211336

燃料電池発電システムとその停止保管方法、停止保管プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-333440
公開番号(公開出願番号):特開2006-147250
出願日: 2004年11月17日
公開日(公表日): 2006年06月08日
要約:
【課題】 長期に亘り燃料電池スタック内部の酸素分圧の上昇を抑制して、触媒の劣化を防止し、燃料電池発電システムの発電停止、停止保管に伴う燃料電池性能の低下を防止する。【解決手段】 発電停止操作において、空気の供給を停止し、酸化剤極入口バルブ17を閉止して、電気制御装置3の負荷運転モードを継続する(S101〜S103)。燃料極1aを基準とした単電池電圧が0.1Vに低下した時点で(S104のYES)、電流源モードに切り替え、酸化剤極1bから外部回路経由で燃料極1aに直流電流を流す(S105)。燃料極1aを基準とした単電池電圧が-1.2Vより高くかつ0V未満となるまで低下した後、120秒間経過した時点(S106のYES)で、電気制御装置3を停止する(S107)。酸化剤極出口バルブ18を閉止して改質ガスの供給を停止し、燃料極入口バルブ15と燃料極出口バルブ16を閉止する(S108〜S110)。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
電解質を挟んで配置した燃料極と酸化剤極とを有する単電池を複数積層して構成される燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックに燃料および酸化剤をそれぞれ供給する燃料供給ラインおよび酸化剤供給ラインと、前記燃料電池スタックへ供給された燃料および酸化剤をそれぞれ排出する燃料排出ラインおよび酸化剤排出ラインを備えた燃料電池発電システムの発電停止、停止保管を行う方法において、 前記燃料電池発電システムの発電停止過程で、 前記酸化剤供給ラインを閉止する酸化剤供給ライン閉止操作と、 前記酸化剤供給ライン閉止操作により前記酸化剤供給ラインを閉止した状態で、前記燃料極を基準とした単電池電圧が-1.2Vより高くかつ0V未満となるまで前記酸化剤極から外部回路を経由して燃料極に直流電流を流す直流電流通電操作と、 前記直流電流通電操作の開始時点以降に、前記酸化剤排出ラインを閉止する酸化剤排出ライン閉止操作と、 前記直流電流通電操作の終了時点以降に、前記燃料排出ラインおよび前記燃料供給ラインを閉止する燃料排出・供給ライン閉止操作を行う ことを特徴とする燃料電池発電システムの停止保管方法。
IPC (1件):
H01M 8/04
FI (2件):
H01M8/04 Y ,  H01M8/04 J
Fターム (10件):
5H026AA06 ,  5H027AA06 ,  5H027BA01 ,  5H027BA13 ,  5H027KK02 ,  5H027KK42 ,  5H027KK54 ,  5H027MM04 ,  5H027MM09 ,  5H027MM26
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (8件)
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