特許
J-GLOBAL ID:200903038906513296
建物損傷度判定装置および建物損傷度判定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中野 寛也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-184547
公開番号(公開出願番号):特開2009-020056
出願日: 2007年07月13日
公開日(公表日): 2009年01月29日
要約:
【課題】 簡易かつ低コストで建物の損傷度を迅速に判定することができる建物損傷度判定装置および建物損傷度判定方法を提供すること。【解決手段】 地震波による建物の加速度応答を加速度センサ21で計測し、スペクトル解析処理手段43により加速度応答を用いてランニングスペクトルを算出し、卓越周期抽出処理手段44によりランニングスペクトル中の各時間区切りの加速度応答スペクトルのそれぞれについて振幅がピーク値をとる卓越周期を求め、最長周期決定処理手段45により各時間区切りの卓越周期のうち最長周期を求め、変形角算出処理手段46により最長周期を用いて建物の変形角を推定算出し、建物損傷度判定処理手段47により変形角の大小に応じて建物の損傷度を判定し、この判定結果を外部出力装置30に出力する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
建物に設置した加速度センサと、この加速度センサにより計測した加速度データを用いて計算機による演算処理を実行する演算処理手段と、この演算処理手段による処理結果を出力する外部出力装置とを備え、
前記演算処理手段は、
前記加速度センサにより計測した地震時の前記建物の加速度データを用いてランニングスペクトルを算出する処理を実行するスペクトル解析処理手段と、
このスペクトル解析処理手段により算出した前記ランニングスペクトル中の各時間区切りの加速度応答スペクトルのそれぞれについて振幅がピーク値をとる卓越周期を求める処理を実行する卓越周期抽出処理手段と、
この卓越周期抽出処理手段により抽出した各時間区切りの前記卓越周期のうち周期が最長となる最長周期を求める処理を実行する最長周期決定処理手段と、
この最長周期決定処理手段により求めた前記最長周期を用いて前記建物の変形角を推定算出する処理を実行する変形角算出処理手段と、
この変形角算出処理手段により推定算出した前記変形角の大小に応じて前記建物の損傷度を判定する処理を実行する建物損傷度判定処理手段とを含んで構成され、
前記外部出力装置は、前記建物損傷度判定処理手段による判定結果を出力する構成とされている
ことを特徴とする建物損傷度判定装置。
IPC (3件):
G01M 7/02
, G01M 19/00
, G01V 1/30
FI (3件):
G01M7/00 A
, G01M19/00 Z
, G01V1/30
Fターム (8件):
2G024AD34
, 2G024BA12
, 2G024BA13
, 2G024CA13
, 2G024DA12
, 2G024FA04
, 2G024FA06
, 2G024FA14
引用特許:
出願人引用 (2件)
審査官引用 (7件)
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