特許
J-GLOBAL ID:200903039179388013

黒煙検知システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-132522
公開番号(公開出願番号):特開2001-256475
出願日: 2001年04月27日
公開日(公表日): 2001年09月21日
要約:
【要約】【課題】 煙突やフレア・スタックから排出される排出煙の中から自動的に黒煙が存在する排出煙を検知することができる黒煙検知システムを提供する。【解決手段】 煙突からの排出煙の時間的に連続した動画像がITVカメラを用いて撮影される。撮影画像Aは画質調整部31で画質調整された後、ベクトル計算部33によって、オプティカルフロー推定が計算される。さらに、ベクトル計算部33では、オプティカルフロー推定に基づいた速度ベクトルが計算され、当該速度ベクトルを座標配列した速度場ベクトルが求められる。次に、排出煙領域決定部34によって、速度場ベクトルの方向に応じて速度場の存在する領域のみが抽出され、抽出される各領域に基づいた所定の領域が排出煙領域とされる。そして、黒煙判断部35によって、排出煙領域内の全画素の輝度ヒストグラムが計算され、当該排出煙領域内の黒煙が存在の有無が判断される。
請求項(抜粋):
フレア・スタックおよび煙突からの排出煙の状況を時間的に連続して撮影された時系列2画像を用いて、両画像間で演算したオプティカルフロー推定から前記排出煙の移動で生じた画像内局所の速度ベクトルを求め、該速度ベクトルを座標配列した速度場ベクトルを構成するベクトル計算手段と、前記速度場ベクトルを構成する画像内局所である画素ごとの速度ベクトルを方向ごとに分類して抽出された画像空間領域に基づいて前記画像における移動する前記排出煙の存在領域を決定する排出煙の実在領域決定手段と、前記排出煙の存在領域内の画素であって所定の輝度値を有する画素を選別しその画素数に基づいて黒煙の規模を判断する黒煙判断手段とを備えることを特徴とする黒煙検知システム。
IPC (5件):
G06T 1/00 280 ,  F23G 5/50 ZAB ,  F23G 7/08 ZAB ,  G01B 11/00 ,  G01N 21/17
FI (5件):
G06T 1/00 280 ,  F23G 5/50 ZAB N ,  F23G 7/08 ZAB A ,  G01B 11/00 H ,  G01N 21/17 A
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (11件)
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引用文献:
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