特許
J-GLOBAL ID:200903039255887547

成形時のリジングマーク性に優れたアルミニウム合金板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 梶 良之 ,  須原 誠 ,  竹中 芳通
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-224421
公開番号(公開出願番号):特開2008-045192
出願日: 2006年08月21日
公開日(公表日): 2008年02月28日
要約:
【課題】量産的な熱延ラインによって製造される場合でも、再現性良くプレス成形時のリジングマークを防止でき、曲げ加工性やBH性にも優れたAl- Mg- Si系アルミニウム合金板を提供することを目的とする。【解決手段】特に、その製造工程において、鋳塊が均質化熱処理後に一旦冷却され、その後再加熱されて熱間圧延が施されたものであり、更に、熱間圧延後に焼鈍が施されずに冷間圧延されたものであるAl-Mg-Si系アルミニウム合金板において、板の表面部だけではなく板厚中心部まで、7つの結晶方位成分の各存在率の総和を各々45%以下とするとともに、各平均結晶粒径も各々45μm以下として、成形時のリジングマークを防止でき、曲げ加工性やBH性にも優れにアルミニウム合金板とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
質量%で、Mg:0.2〜2.5%、Si:0.3〜2.0%、Mn:0.01〜1.0%、Cu:0.001〜1.0%を含み、残部がAlおよび不可避的不純物からなるAl-Mg-Si系アルミニウム合金板において、板の最表面部から板厚1/4部までの任意の板の表面部と板厚中心部との二箇所での、結晶方位成分であるCube方位、回転Cube方位、Goss方位、Brass方位、S方位、Cu方位、PP方位の7つの結晶方位成分の各存在率の総和が各々45%以下であり、板の最表面部から板厚1/4部までの任意の板の表面部と板厚中心部との二箇所での、各平均結晶粒径も各々45μm以下であることを特徴とする成形時のリジングマーク性に優れたアルミニウム合金板。
IPC (3件):
C22C 21/02 ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/05
FI (3件):
C22C21/02 ,  C22C21/06 ,  C22F1/05
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (7件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)

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