特許
J-GLOBAL ID:200903039773968607

におい測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-102524
公開番号(公開出願番号):特開2005-291715
出願日: 2004年03月31日
公開日(公表日): 2005年10月20日
要約:
【課題】従来のにおいセンサを用いた測定装置では検知しにくいような混合臭でも確実に検知して客観的な評価を行う。 【解決手段】測定対象の試料ガスをGC部1のカラム10に導入して各におい成分を時間的に分離した後に、MS部2とにおいセンサ32を用いたにおい識別部3とに並行して導入する。データ処理部51はMS部2の検出器24で得られた検出信号に基づいてクロマトグラムやマススペクトルを作成するとともに、におい識別部3の検出回路33で得られる検出信号に基づいて標準においに対する各におい成分の類似度や臭気指数の寄与度などを算出する。そして、クロマトグラムに現れているピークに対応付けてその成分の類似度レーダチャートなどを表示部53の画面上に表示する。大量成分と微量成分とが混じった混合臭であってもGC部1で各成分が時間的に分離されるので、におい識別部3により確実に客観的に検出できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
a)においを有する分析対象ガスに含まれる成分を時間方向に分離する成分分離手段と、 b)該成分分離手段で分離された試料成分を時間経過に伴って順次検出するための、異なる応答特性を有するm(mは2以上の整数)個のにおいセンサを含む検出手段と、 c)該検出手段のm個のにおいセンサによる検出出力で形成されるm次元空間において、n(nは2以上の整数)種類の既知の標準においの測定結果により表されるn本の基準においベクトル又は基準におい曲線を表現するデータを保存しておく基準データ記憶手段と、 d)未知試料に対して或る時点で前記検出手段のm個のにおいセンサによる検出出力を前記m次元空間内に1個の測定点として位置付け、前記基準データ記憶手段に保存されているn本の基準においベクトル又は基準におい曲線に対する前記測定点の位置関係に基づいて、その時点での成分について標準においとの類似性を表す指標値、及び/又は、該未知においの強さの程度を表す指標値を算出する演算処理手段と、 e)時間経過に伴って前記指標値の変化を示す情報を作成する情報作成手段と、 を備えることを特徴とするにおい測定装置。
IPC (10件):
G01N30/88 ,  G01N5/02 ,  G01N27/12 ,  G01N27/62 ,  G01N30/04 ,  G01N30/46 ,  G01N30/72 ,  G01N30/78 ,  G01N30/84 ,  G01N30/86
FI (13件):
G01N30/88 A ,  G01N5/02 A ,  G01N27/12 A ,  G01N27/12 Z ,  G01N27/62 L ,  G01N30/04 P ,  G01N30/46 A ,  G01N30/72 A ,  G01N30/78 ,  G01N30/84 J ,  G01N30/84 Z ,  G01N30/86 D ,  G01N30/86 G
Fターム (11件):
2G046AA04 ,  2G046AA10 ,  2G046AA18 ,  2G046AA22 ,  2G046AA23 ,  2G046AA25 ,  2G046AA30 ,  2G046AA34 ,  2G046EB01 ,  2G046FA01 ,  2G046FB01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • におい測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-254975   出願人:株式会社島津製作所
審査官引用 (10件)
  • におい測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-254975   出願人:株式会社島津製作所
  • ガスクロマトグラフ用半導体ガスセンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-263721   出願人:エフアイエス株式会社
  • ニオイ測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-012992   出願人:能美防災株式会社
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