特許
J-GLOBAL ID:200903040009140406

ビードワイヤの無いタイヤ外皮

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-227423
公開番号(公開出願番号):特開平10-071815
出願日: 1997年08月08日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 ビードワイヤの無いタイヤ外皮の改良。【解決方法】 各ビードが下記の特徴を有する:a)ビードはビードワイヤは有しないが、引張り破壊強度がビードワイヤに要求される引張り破壊強度より大幅に小さい環状要素を有する。b)この環状要素には少なくとも2つの互いに隣接した補強ウェブが接触して配置される。c)補強ウェブの集合体はビードワイヤに要求される引張り破壊強度に少なくとも等しい引張り破壊強度を有するd)カーカスウェブは環状要素の周りを取り囲む。e)ビードの外側区域に1MPa 以下の弾性損失率G" を有するゴムを有するか、および/またはゴムの厚さを2mm以下にする。
請求項(抜粋):
タイヤ頂部と、2つのビードと、1方のビードから他方のビードまで延びた少なくとも1つのカーカスウェブとを有するタイヤの外皮において、各ビードが下記の点を特徴とするタイヤ外皮:a) ビードはビードワイヤは有しないが、タイヤ外皮の回転軸線を軸線とする環状要素を有し、この環状要素の縦方向引張り破壊強度は同一寸法の従来のタイヤ外皮のビードワイヤに要求される縦方向引張り破壊強度より大幅に小さく、b) 少なくとも2つの互いに隣接した「補強ウェブ」がこの環状要素には接触するかその近くに配置され、各補強ウェブは互いに平行な補強コードを有し、1つの補強ウェブのコードは他方の補強ウェブのコードと交差し、各補強ウェブ内ではコード上の任意の点でコードの方向とこの点を通るコード上の円(この円の中心はタイヤ外皮の回転軸線上にある)の接線とが成す角度αは鋭角で且つ0<α≦10°であり、この角度は補強ウェブがほぼ互いに平行な面を向いている区域で測定し、c) 補強ウェブの集合体は、同一寸法の従来のタイヤ外皮のビードワイヤに要求される縦方向引張り破壊強度に少なくとも等しい縦方向引張り破壊強度を有し、d) カーカスウェブは環状要素の周りを取り囲んでおり、e) タイヤをホイールリムに装着した時に少なくともホイールリムフックの近くでホイールリムに配置されるビードの外側区域は下記条件の少なくとも1つを満たす:(1) 加硫状態で弾性損失率G" が1以下であるゴムを含む(ここで、G" は10%の剪断作用下、50°C、周波数10Hzで測定され、MPa (メガパスカル) で表される)(2) 厚さが2mm以下のゴムを含む。
IPC (2件):
B60C 15/04 ,  B60C 15/06
FI (3件):
B60C 15/04 Z ,  B60C 15/04 G ,  B60C 15/06 C
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • ビードワイヤの無いタイヤ外皮
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-084866   出願人:コムパニーゼネラールデエタブリッスマンミシュラン-ミシュランエコムパニー
  • 高速重荷重用タイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-341498   出願人:住友ゴム工業株式会社
  • 高速重荷重用タイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-341497   出願人:住友ゴム工業株式会社
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審査官引用 (5件)
  • ビードワイヤの無いタイヤ外皮
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-084866   出願人:コムパニーゼネラールデエタブリッスマンミシュラン-ミシュランエコムパニー
  • 高速重荷重用タイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-341498   出願人:住友ゴム工業株式会社
  • 高速重荷重用タイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-341497   出願人:住友ゴム工業株式会社
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