特許

J-GLOBAL ID：200903040228031760

筒内噴射式内燃機関の異常診断装置

発明者： 伊藤 之一 ,  広瀬 清夫 ,  本田 光司
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 恩田 博宣 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-163577
公開番号（公開出願番号）：特開2003-322047
出願日： 2002年04月26日
公開日（公表日）： 2003年11月14日
要約：

【要約】【課題】空燃比フィードバック制御の空燃比補正量に基づく燃料噴射系の異常診断に際し、気筒内周面の燃料付着による潤滑油の燃料希釈に起因して生じる誤診断を極力抑制することのできる筒内噴射式内燃機関の異常診断装置を提供する。【解決手段】電子制御装置50は、実空燃比と目標空燃比との乖離傾向に基づいて空燃比フィードバック制御の空燃比補正量を算出するとともに、同空燃比補正量に基づいて燃料噴射系の異常を判定する。電子制御装置50は、冷間ショートトリップの履歴等に基づいて内燃機関10の潤滑に供される潤滑油の全体についてその燃料希釈度合を推定する。電子制御装置50は、その燃料希釈度合が大きいことを条件に、異常有りとの判定がなされるのを禁止する。

請求項（抜粋）：

実空燃比と目標空燃比との乖離傾向に基づき求められる空燃比フィードバック制御の空燃比補正量に基づいて燃料噴射系の異常を判定する判定手段を備えた筒内噴射式内燃機関の異常診断装置において、前記内燃機関の潤滑に供される潤滑油の全体についてその燃料希釈度合を推定する推定手段と、前記推定される燃料希釈度合が大きいことを条件に、前記判定手段の異常有りとする判定動作に制限を加える制限手段とを備えたことを特徴とする筒内噴射式内燃機関の異常診断装置。

IPC (8件)：

F02D 41/22 325 ,  F02D 41/22 305 ,  F02D 41/02 325 ,  F02D 45/00 314 ,  F02D 45/00 ,  F02D 45/00 340 ,  F02D 45/00 364 ,  F02D 45/00 366

FI (10件)：

F02D 41/22 325 Z ,  F02D 41/22 305 Z ,  F02D 41/02 325 A ,  F02D 45/00 314 J ,  F02D 45/00 314 Q ,  F02D 45/00 314 Z ,  F02D 45/00 340 D ,  F02D 45/00 340 G ,  F02D 45/00 364 Q ,  F02D 45/00 366 H

Fターム (39件)：

3G084BA09 ,  3G084BA11 ,  3G084CA01 ,  3G084CA02 ,  3G084DA27 ,  3G084DA29 ,  3G084EA11 ,  3G084EB08 ,  3G084EB18 ,  3G084EB20 ,  3G084FA07 ,  3G084FA10 ,  3G084FA20 ,  3G084FA29 ,  3G084FA33 ,  3G084FA36 ,  3G301HA01 ,  3G301HA04 ,  3G301JB09 ,  3G301JB10 ,  3G301KA01 ,  3G301KA02 ,  3G301LA01 ,  3G301LB01 ,  3G301MA01 ,  3G301MA11 ,  3G301MA18 ,  3G301NA07 ,  3G301NA09 ,  3G301NC02 ,  3G301ND28 ,  3G301ND30 ,  3G301ND40 ,  3G301ND45 ,  3G301PA01Z ,  3G301PA11Z ,  3G301PE01Z ,  3G301PE08Z ,  3G301PF16Z

引用特許：

審査官引用 (5件)

• エンジンの自己診断装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-029469   出願人：日産自動車株式会社
• エンジンの空燃比制御装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-242298   出願人：日産自動車株式会社
• エンジンの吸気系センサの異常判別方法およびその装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-176466   出願人：マツダ株式会社
• エンジンの温度センサ異常判別方法およびその装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-176768   出願人：マツダ株式会社
• 特許第2646403号