特許
J-GLOBAL ID:200903040770705603

積層セラミックコンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-333599
公開番号(公開出願番号):特開平10-172858
出願日: 1996年12月13日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 誘電率が3000以上、室温及び125°Cでの絶縁抵抗が高く、静電容量の温度特性が各規格の特性を満足し、耐候性能に優れた積層セラミックコンデンサを提供する。【解決手段】 (1-α-β-γ){BaO}<SB>m</SB><HAN>・</HAN>TiO<SB>2</SB>+αM<SB>2</SB>O<SB>3</SB>+βRe<SB>2</SB>O<SB>3</SB>+γ(Mn<SB>1-x-y</SB>Ni<SB>x</SB>Co<SB>y</SB>)O(M<SB>2</SB>O<SB>3</SB>は、Sc<SB>2</SB>O<SB>3</SB>,Y<SB>2</SB>O<SB>3</SB>の中から選ばれる少なくとも1種類以上、Re<SB>2</SB>O<SB>3</SB>は、Sm<SB>2</SB>O<SB>3</SB>,Eu<SB>2</SB>O<SB>3</SB>の中から選ばれる少なくとも1種類以上、α,β,γ,m,x,yは、0.0025≦α+β≦0.025、0<β≦0.0075、0.0025≦γ≦0.05、γ/(α+β)≦4、0≦x<1.0、0≦y<1.0、0≦x+y<1.0、1.000<m≦1.035)で表される主成分100モルに対して、酸化マグネシウムをMgOに換算して0.5〜5.0モル添加含有し、さらに主成分および酸化マグネシウムの合計を100重量部として、SiO<SB>2</SB>-TiO<SB>2</SB>-MO系(ただし、MOは、BaO,CaO,SrO,MgO,ZnO,MnOの中から選ばれる少なくとも1種類以上の酸化物)の酸化物ガラスを0.2〜3.0重量部含有した材料とする。
請求項(抜粋):
複数の誘電体セラミック層と、それぞれの端縁が前記誘電体セラミック層の両端面に露出するように前記誘電体セラミック層間に形成された複数の内部電極と、露出した前記内部電極に電気的に接続されるように設けられた外部電極とを含む積層セラミックコンデンサにおいて、前記誘電体セラミック層が、不純物として含まれるアルカリ金属酸化物の含有量が0.02重量%以下のチタン酸バリウムと、酸化スカンジウム、酸化イットリウムの中から選ばれる少なくとも1種類以上と、酸化サマリウム、酸化ユーロピウムの中から選ばれる少なくとも1種類以上と、酸化マンガン、酸化コバルト、酸化ニッケルの中から選ばれる少なくとも1種類以上とからなり、次の組成式、(1-α-β-γ){BaO}<SB>m</SB>・TiO<SB>2</SB>+αM<SB>2</SB>O<SB>3</SB>+βRe<SB>2</SB>O<SB>3</SB>+γ(Mn<SB>1-x-y</SB>Ni<SB>x</SB>Co<SB>y</SB>)O(ただし、M<SB>2</SB>O<SB>3</SB>は、Sc<SB>2</SB>O<SB>3</SB>,Y<SB>2</SB>O<SB>3</SB>の中から選ばれる少なくとも1種類以上であり、Re<SB>2</SB>O<SB>3</SB>は、Sm<SB>2</SB>O<SB>3</SB>,Eu<SB>2</SB>O<SB>3</SB>の中から選ばれる少なくとも1種類以上であり、α,β,γ,m,x,yは、0.0025≦α+β≦0.0250<β≦0.00750.0025≦γ≦0.05γ/(α+β)≦40≦x<1.00≦y<1.00≦x+y<1.01.000<m≦1.035)で表される主成分100モルに対して、副成分として、酸化マグネシウムをMgOに換算して0.5〜5.0モル添加含有し、さらに前記主成分および前記酸化マグネシウムの合計を100重量部として、SiO<SB>2</SB>-TiO<SB>2</SB>-MO系(ただし、MOは、BaO,CaO,SrO,MgO,ZnO,MnOの中から選ばれる少なくとも1種類以上の酸化物)の酸化物ガラスを0.2〜3.0重量部含有した材料によって構成され、前記内部電極はニッケルまたはニッケル合金によって構成されることを特徴とする積層セラミックコンデンサ。
IPC (2件):
H01G 4/12 358 ,  H01G 4/30 301
FI (2件):
H01G 4/12 358 ,  H01G 4/30 301 E
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る