特許
J-GLOBAL ID:200903040989007944
液体移送装置、アクチュエータユニット及び液体移送装置の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
梶 良之
, 須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-195196
公開番号(公開出願番号):特開2007-055243
出願日: 2006年07月18日
公開日(公表日): 2007年03月08日
要約:
【課題】容易な構成で、個別電極とFPCの配線との電気的接続、及び、圧電層とFPCの基材との機械的接続を行う。【解決手段】圧電層41の上面には、基材42と基材42の上面に形成された配線43とを有するFPC33が配置されている。基材42の接点12a及び接点43aに重なる領域には貫通孔42aが形成され、基材42の圧力室10に重ならない領域には貫通孔42bが形成されている。貫通孔42aには導電性材料44が埋め込まれており、貫通孔42bには固定材料45が埋め込まれている。導電性材料44は個別電極12と配線43とに接合されており、導電性材料44を介して個別電極12と配線43とが電気的に接続されている。固定部材45は圧電層41と基材42とに接合されており、固定部材45により基材42が圧電層41に固定されている。【選択図】図4
請求項(抜粋):
液体を移送する液体移送装置であって、
圧力室、液体排出口、及び前記圧力室を経て前記液体排出口に至る液体流路が形成された流路ユニットと、
前記圧力室を覆うように前記流路ユニットの一面に固定された板材、前記圧力室と対向するように前記板材に積層された圧電層、並びに、前記圧力室と対向する主領域及び前記圧力室に対向しない接続領域を有し、前記圧電層の前記板材と反対側の面において、前記主領域から前記接続領域にまで延在するように形成された第1電極を有し、前記圧力室内の前記液体に排出エネルギーを付与する圧電アクチュエータと、
前記圧電アクチュエータを覆うように配された絶縁性を有する基材、その基材の前記圧電アクチュエータと反対側の面に形成された第1の配線、前記基材の、第1電極の前記接続領域と重なる領域に形成された第1の貫通孔、及び、前記基材の前記圧力室と重なる領域を除く領域であって且つ第1電極の前記接続領域と重なる領域を除く領域に形成された第2の貫通孔を有し、前記圧電アクチュエータに対して駆動電圧を供給するために接続される配線部と、
前記第1の貫通孔に充填されて前記第1の配線と前記第1電極の前記接続領域とに接合されることによって、前記第1の配線と前記第1電極とを電気的に接続する導電性材料と、
前記第2の貫通孔内に充填されて前記基材と前記圧電アクチュエータとに接合されることによって、前記配線部を前記圧電アクチュエータに固定する固定材料とを備えている液体移送装置。
IPC (3件):
B41J 2/045
, B41J 2/055
, B41J 2/16
FI (2件):
B41J3/04 103A
, B41J3/04 103H
Fターム (16件):
2C057AF65
, 2C057AG15
, 2C057AG44
, 2C057AG84
, 2C057AG89
, 2C057AG91
, 2C057AN01
, 2C057AP02
, 2C057AP22
, 2C057AP24
, 2C057AP52
, 2C057AP53
, 2C057AP57
, 2C057AR14
, 2C057BA04
, 2C057BA14
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (9件)
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