特許
J-GLOBAL ID:200903041466987410

原料供給量の自動設定が可能な射出成形機およびその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-060114
公開番号(公開出願番号):特開平9-225964
出願日: 1996年02月22日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 原料の種類にかかわらず成形機の加熱筒に原料を適正な供給量を設定する。【解決手段】 フィードスクリュを回転数n=X%に設定し(S12)、回転駆動させて加熱筒に原料を供給し、メインスクリュを回転駆動させて加熱筒内に供給された原料を可塑化しながら加熱筒の前方に搬送し、メインスクリュが後退して計量を開始した後、原料充満確認信号が最初に出力されたら、メインスクリュとフィードスクリュの駆動時間のサンプリングを開始し、積算してTm、Tfを求める(S13)。駆動時間TmとTfの合計値の比に設定係数Yとフィードスクリュの回転数nとを乗じてフィードスクリュの回転数設定値をnfを演算し(S19)、nfをフィードスクリュの回転数設定値とする(S20)。
請求項(抜粋):
加熱筒内に嵌挿されたメインスクリュと、該メインスクリュを軸回りに回転駆動する回転駆動手段と、メインスクリュを軸方向に駆動する射出駆動手段とを備えた射出機構と、フィードシリンダと、該フィードシリンダ内に嵌挿されたフィードスクリュと、フィードスクリュを速度調節可能に回転駆動する回転駆動手段とを備え、前記射出機構に原料を供給するための原料供給装置と、加熱筒の原料供給口内の原料が設定された所定の上限値および下限値のレベルに達したことを検知するレベルセンサと、加熱筒内の原料のレベルが上限値よりも所定時間以上連続して高くなったことを検出した場合には原料充満確認信号を出力してフィードスクリュの回転駆動を停止させ、原料のレベルが設定された所定の下限値よりも低くなったことを検出した場合にはフィードスクリュを回転駆動させ、さらに、メインスクリュと原料供給装置の駆動量をサンプリングし、該サンプリングされた駆動に基づいて原料の供給量を設定するための演算を行い、該演算の結果によってフィードスクリュの回転を設定・制御する制御装置とを備えてなる原料供給量の自動設定が可能な射出成形機。
IPC (2件):
B29C 45/18 ,  B29C 45/76
FI (2件):
B29C 45/18 ,  B29C 45/76

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