特許
J-GLOBAL ID:200903041595344801

著作権保護システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-184988
公開番号(公開出願番号):特開2003-008567
出願日: 2001年06月19日
公開日(公表日): 2003年01月10日
要約:
【要約】【課題】 従来のメディアバインドの著作権保護システムでは、復号されたコンテンツ鍵が本来正しいものであるか否かのチェックが全く行われていない。従って、不正にコピーされた記録型メディアが装着されたときに、コンテンツ復号に先立って確実にアラームを鳴らすなどのユーザの注意を喚起するための措置をとることが困難であった。【解決手段】 メディアバインドの暗号鍵によりコンテンツを暗号化して記録型メディアに格納する際に、メディア鍵とメディア固有情報とコンテンツ鍵の一方向性関数値を計算してメディアに格納し、再生側でも同様の計算を行い比較する。判定結果により再生機器でアラームの鳴動などユーザへの注意喚起が可能となる。
請求項(抜粋):
デジタルコンテンツを暗号化し暗号化コンテンツとして後述する記録型メディアに記録する記録機器と、メディア固有情報により一意的に識別され暗号化コンテンツを記録する記録型メディアと、記録型メディアに格納されている暗号化コンテンツを読み出して復号化しコンテンツを取り出して再生する再生機器からなり、上記記録機器は記録機器および再生機器に共通の秘密であるマスター鍵と、デジタルコンテンツを暗号化するときに用いるコンテンツ鍵と、上記マスター鍵でコンテンツ鍵を暗号化し暗号化コンテンツ鍵を作成するコンテンツ鍵暗号部と、デジタルコンテンツを上記コンテンツ鍵を用いて暗号化し暗号化コンテンツを作成するコンテンツ暗号部と、記録型メディアから読み出したメディア固有情報と、上記マスター鍵と、上記コンテンツ鍵とを入力とする一方向性関数値を計算して許諾情報とする許諾情報計算部と、上記暗号化コンテンツ鍵と上記暗号化コンテンツと上記許諾情報を記録型メディアに記録する書き込み部を備え、上記記録型メディアは上記許諾情報と上記暗号化コンテンツ鍵と上記暗号化コンテンツを記録し、上記再生機器は、記録型メディアより暗号化コンテンツ鍵と暗号化コンテンツと許諾情報を読み出す読み出し部と、記録機器および再生機器に共通の秘密であるマスター鍵と、記録型メディアから読み込んだ暗号化コンテンツ鍵を上記マスター鍵を用いて復号しコンテンツ鍵を出力するコンテンツ鍵復号部と、記録型メディアから読み出したメディア固有情報と、上記マスター鍵と、上記コンテンツ鍵を入力として上記一方向性関数値を計算して参照許諾情報を作成する参照許諾情報計算部と、参照許諾情報と、記録型メディアから読み出した許諾情報を比較し、一致したときのみディスクから読み出した暗号化コンテンツを上記コンテンツ鍵を用いて復号を行ってコンテンツを取り出すことを特徴とする著作権保護システム。
IPC (4件):
H04L 9/10 ,  G06F 12/14 320 ,  G06F 12/14 ,  H04L 9/08
FI (5件):
G06F 12/14 320 B ,  G06F 12/14 320 E ,  H04L 9/00 621 A ,  H04L 9/00 601 A ,  H04L 9/00 601 C
Fターム (14件):
5B017AA06 ,  5B017BA07 ,  5B017BA09 ,  5B017CA09 ,  5B017CA16 ,  5J104AA01 ,  5J104AA13 ,  5J104AA16 ,  5J104AA32 ,  5J104EA02 ,  5J104EA06 ,  5J104EA17 ,  5J104NA03 ,  5J104PA14
引用特許:
審査官引用 (6件)
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引用文献:
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