特許
J-GLOBAL ID:200903041700641710

空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-218321
公開番号(公開出願番号):特開2003-028458
出願日: 2001年07月18日
公開日(公表日): 2003年01月29日
要約:
【要約】【課題】 空気の湿度を調節可能な空気調和装置において、その構成を簡素化すると共に、そのエネルギ効率を向上させる。【解決手段】 空気調和装置には、2つの吸着素子(81,82)を設ける。この空気調和装置は、第1吸着素子(81)で空気を減湿しつつ第2吸着素子(82)を再生する動作と、第2吸着素子(82)で空気を減湿しつつ第1吸着素子(81)を再生する動作とを交互に繰り返す。この動作を切り換える際には、吸着素子(81,82)は固定されたまま、空気の流路だけが切り換えられる。また、空気調和装置には、冷媒回路を設ける。この冷媒回路は、再生熱交換器(92)を凝縮器とし、第1又は第2冷却熱交換器(93,94)を蒸発器として冷凍サイクルを行う。例えば、第1吸着素子(81)で吸着熱を奪った空気は、再生熱交換器(92)で更に加熱されて第2吸着素子(82)へ導入される。これによって、第2吸着素子(82)が再生される。
請求項(抜粋):
流通する空気が吸着剤と接触する調湿側通路(85)と該調湿側通路(85)の吸着熱を奪うために空気が流通する冷却側通路(86)とが形成された直方体状の吸着素子(81,82)を複数備え、第1の吸着素子(81)で空気を減湿すると同時に第2の吸着素子(82)を再生する第1動作と、第2の吸着素子(82)で空気を減湿すると同時に第1の吸着素子(81)を再生する第2動作とを交互に行い、取り込んだ空気を減湿して室内へ供給する除湿運転を少なくとも行う空気調和装置であって、冷媒を循環させて冷凍サイクルを行い、上記吸着素子(81,82)を再生するための空気を冷媒の凝縮熱で加熱する冷媒回路と、上記第1動作と上記第2動作とを相互に切り換えるために、上記吸着素子(81,82)を固定したままで空気の流通経路を変更する流路変更手段とを備え、並んで配置された第1の吸着素子(81)と第2の吸着素子(82)の間に上記冷媒回路の凝縮器(92)が設置されている空気調和装置。
引用特許:
審査官引用 (12件)
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