特許
J-GLOBAL ID:200903042112183388

カロリーメータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂上 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-116576
公開番号(公開出願番号):特開2003-315459
出願日: 2002年04月18日
公開日(公表日): 2003年11月06日
要約:
【要約】【課題】 本発明の目的は、この発明は超伝導転移端の急峻さを利用し、X線により発生する微小な熱を大きな信号電流に変換し、かつ自己電熱フィードバック機構を利用することにより高エネルギー分解能、高計数率の特徴をもつ超伝導放射線検出器を得ることである。【解決手段】 X線を吸収するための吸収体5と、吸収体5の下に設けられ吸収体5で発生した熱により抵抗値を変化させる抵抗体4と、抵抗体4と外部の電流検出器とを結ぶ超伝導配線6と、抵抗体4が積層されているメンブレン3とから構成され、抵抗体4は超伝導体からなり、抵抗体4に定常的に電流を流すことにより発生するジュール熱と前記吸収体で発生する熱が熱的にバランスされてメンブレン3を伝わるカロリーメータにおいて、抵抗体4と吸収体5の間に、その厚み方向に貫通穴8を有する絶縁膜が設けられている。
請求項(抜粋):
X線を吸収するための吸収体と、前記吸収体の下に設けられ前記吸収体で発生した熱により抵抗値を変化させる抵抗体と、前記抵抗体と外部の電流検出器とを結ぶ超伝導配線と、前記抵抗体が積層されているメンブレンとから構成され、前記抵抗体は超伝導体からなり、前記抵抗体に定常的に電流を流すことにより発生するジュール熱と前記吸収体で発生する熱が熱的にバランスされて前記メンブレンを伝わるカロリーメータにおいて、前記抵抗体と前記吸収体の間に、前記抵抗体から前記吸収体に向かう貫通穴を有する絶縁膜が設けられていることを特徴とするカロリーメータ。
IPC (4件):
G01T 1/12 ,  G01T 1/26 ZAA ,  G01T 1/36 ,  H01L 39/00
FI (4件):
G01T 1/12 ,  G01T 1/26 ZAA ,  G01T 1/36 D ,  H01L 39/00 Z
Fターム (8件):
2G088FF02 ,  2G088GG25 ,  2G088JJ09 ,  2G088JJ18 ,  4M113AC33 ,  4M113AC41 ,  4M113AD51 ,  4M113CA01
引用特許:
審査官引用 (6件)
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