特許
J-GLOBAL ID:200903042536677933

ポリプロピレン系樹脂組成物および成形体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 久保山 隆 ,  中山 亨 ,  榎本 雅之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-001196
公開番号(公開出願番号):特開2006-213918
出願日: 2006年01月06日
公開日(公表日): 2006年08月17日
要約:
【課題】剛性と耐衝撃性に優れ、特に、落錘衝撃強度に優れるポリプロピレン系樹脂組成物、および、それからなる成形体を提供する。【解決手段】極限粘度が0.1〜5dl/g、アイソタクチック・ペンタッド分率が0.98以上のプロピレン系重合体成分(I)と、エチレンおよび炭素数4〜12のα-オレフィンから選択されるモノマーとプロピレンとを共重合して得られ、極限粘度が1〜20dl/g、前記の選択されるモノマーの含有量が1〜80重量%の成分(II)とからなり、成分(II)の含有量が1〜70重量%のプロピレン系ブロック共重合体(A)と、当該(A)100重量部に対して、レーザー回折式測定法で求められる平均粒子径が0.01〜3μm、粒子径が10μm以上である粒子の割合が5重量%未満の粒子からなる造核剤(B)0.001〜5重量部とを含有するポリプロピレン系樹脂組成物、および、その成形体。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記要件(a)、(b)、(c)および(d)を満足するプロピレン系ブロック共重合体(A)と、当該(A)100重量部に対して、レーザー回折式測定法で求められる平均粒子径が0.01〜3μmであり、粒子径が10μm以上である粒子の割合が5重量%未満である粒子からなる造核剤(B)0.001〜5重量部とを含有するポリプロピレン系樹脂組成物。 要件(a): 重合体成分(I)および重合体成分(II)からなるプロピレン系ブロック共重合体であり、 重合体成分(I)が、135°Cテトラリン中で測定される極限粘度([η]I)が0.1〜5(dl/g)のプロピレン系重合体であり、 重合体成分(II)が、エチレンおよび炭素数4〜12のα-オレフィンからなる群から選択される少なくとも1種のコモノマーに由来する単位と、プロピレンに由来する単位とを有する共重合体であって、135°Cテトラリン中で測定される極限粘度([η]II)が1〜20(dl/g)のプロピレン系共重合体である。 要件(b): 重合体成分(I)の13C-NMRで測定されるアイソタクチック・ペンタッド分率が0.98以上である。 要件(c): 重合体成分(II)に含有されるエチレンおよび炭素数4〜12のα-オレフィンからなる群から選択される少なくとも1種のコモノマーに由来する単位の含有量が、1〜80重量%である(重合体成分(II)の全量を100重量%とする)。 要件(d): 重合体成分(II)の含有量が、1〜70重量%である(プロピレン系ブロック共重合体(A)の全量を100重量%とする)。
IPC (3件):
C08L 53/00 ,  C08K 3/00 ,  C08F 293/00
FI (3件):
C08L53/00 ,  C08K3/00 ,  C08F293/00
Fターム (24件):
4J002BP021 ,  4J002DE236 ,  4J002DJ036 ,  4J002DJ046 ,  4J002EG076 ,  4J002EG096 ,  4J002EW046 ,  4J002FD010 ,  4J002FD040 ,  4J002FD070 ,  4J002FD090 ,  4J002FD206 ,  4J002GG00 ,  4J002GN00 ,  4J002GQ00 ,  4J026HA04 ,  4J026HA35 ,  4J026HA38 ,  4J026HB03 ,  4J026HB04 ,  4J026HB35 ,  4J026HB38 ,  4J026HB45 ,  4J026HE02
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (10件)
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