特許
J-GLOBAL ID:200903042860975726

無線通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 健
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-071202
公開番号(公開出願番号):特開2008-236222
出願日: 2007年03月19日
公開日(公表日): 2008年10月02日
要約:
【課題】アレイアンテナにより時分割にビームを切り替える可変レートの通信システムにおいて、隣接セルの干渉発生有無によるスロット毎の受信品質変動に対応するレートで通信する。【解決手段】移動局は、自局セルと隣接セルのパイロット信号を測定し、隣接セルの干渉が無い場合の受信品質を推定し、下り通信レートを基地局に対して要求する(処理104)。基地局は隣接基地局と共有するビーム方向スケジュール情報を基に、隣接セルとの干渉が発生するか毎スロット確認する(処理109)。干渉が発生しない移動局をスケジュールする場合には移動局が受信品質に基づいて決定した通信レートでデータを送信する(処理110)。一方、干渉が生じる場合には、送信データ量を減らしたショートパケットフォーマットに変換して(処理109)、誤り率を低減した伝送速度で送信する(処理110)。これにより、干渉状態に適した通信を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数のビームエリアを有する第1及び第2の基地局を備え、該第1及び第2の基地局がビームエリア毎のビームパターンを用いて無線端末と通信する無線通信システムにおける無線通信方法であって、 第1の基地局は、無線端末により選択された希望波ビームエリアの識別子と、第1の干渉ビームエリアの識別子と、該無線端末が要求するデータレートとを無線端末から受信するステップと、 第1の基地局は、各スロットにビームパターンを割り当てて、該ビームパターンの識別子をスロット毎に対応づけた第1のビームスケジューリング情報を作成するステップと、 第1の基地局は、第2の基地局が各スロットで用いるビームパターンの識別子をスロット毎に対応づけた第2のビームスケジューリング情報を取得するステップと、 第1の基地局は、所望のスロットについて、前記第2のビームスケジューリング情報の該スロットに対応するビームパターンの第1識別子と、受信された第1の干渉ビームエリアの第2識別子とが一致しない無線端末を選択し、又は、前記第1識別子と前記第2識別子とが一致する無線端末を選択するステップと、 第1の基地局は、前記第1識別子と前記第2識別子とが一致しない無線端末を選択したスロットにおいては、受信されたデータレートに対応する第1のパケットフォーマットを選択し、前記第1識別子と前記第2識別子とが一致する無線端末を選択した場合においては、受信された該データレートに対して該スロットで送信するデータ量を減らした第2のパケットフォーマットを選択するステップと、 第1の基地局は、選択された第1及び第2のパケットフォーマットに従いデータを変調し、選択された無線端末の希望波ビームエリアのビームパターンを用いて、変調されたデータを該無線端末に送信するステップと を含む無線通信方法。
IPC (2件):
H04B 7/26 ,  H04B 7/10
FI (3件):
H04B7/26 C ,  H04B7/26 B ,  H04B7/10 A
Fターム (15件):
5K059CC04 ,  5K067AA03 ,  5K067BB04 ,  5K067CC08 ,  5K067DD11 ,  5K067DD17 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067EE71 ,  5K067FF02 ,  5K067FF16 ,  5K067HH22 ,  5K067HH23 ,  5K067KK02 ,  5K067KK03
引用特許:
出願人引用 (4件)
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