特許
J-GLOBAL ID:200903043129595830

乗員保護装置の起動制御方法及び乗員保護装置の起動制御装置並びに乗員保護装置の起動制御プログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安孫子 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-089602
公開番号(公開出願番号):特開平11-263188
出願日: 1998年03月19日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 二段式のインフレータを有してなる乗員保護装置の起動制御を適切に行う。【解決手段】 第1のインフレータが点火された後、検出された減速加速度と予め記憶された減速加速度とを比較し(図2のステップ116参照)、検出された減速加速度が記憶された減速加速度を越え、減速がより大となった時点以降、その記憶された減速加速度を越える分について時間積分を行い(図2のステップ118参照)、その積分値を、検出された減速加速度が記憶された減速加速度を越えたと判定された時点における減速加速度の時間積分値である速度積分値に加算し(図2のステップ122参照)、その加算結果が所定の閾値を越えた際(図2のステップ124参照)に、第2のインフレータを点火するようにして(図2のステップ126参照)、速度積分値の停滞が生じても、第2のインフレータの点火が確実になされるようにしたものである。
請求項(抜粋):
第1及び第2の二つのインフレータを有し、それぞれ外部からの起動信号に応じて点火されることで車両の乗員を保護するための保護装置が起動されるよう構成されてなる乗員保護装置の起動を制御する乗員保護装置の起動制御方法であって、車両の減速加速度を検出し、その時間積分である速度積分値を算出し、当該速度積分値が第1の所定の閾値を越えたことを検出して第1のインフレータを起動し、第1のインフレータの起動後、第1の所定時間の間、検出された車両の減速加速度と、予め記憶された所定の減速加速度とを比較し、前記検出された車両の減速加速度が前記予め記憶された所定の減速加速度を越えてより減速が大となったと判定された際、それ以降、第2の所定時間の間、前記検出された車両の減速加速度が前記予め記憶された所定の減速加速度を越える分について時間積分を行い、その積分値を、前記検出された車両の減速加速度が前記予め記憶された所定の減速加速度を越えてより減速が大となったと判定された時点までに、前記検出された車両の減速加速度の時間積分として求められた速度積分値に加算し、その加算結果が第2の所定の閾値を越えた際に、第2のインフレータの起動を行うことを特徴とする乗員保護装置の起動制御方法。
引用特許:
審査官引用 (6件)
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