特許
J-GLOBAL ID:200903043243070135

液晶配向膜の製造方法及びそれを用いた液晶表示装置の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-317229
公開番号(公開出願番号):特開平11-149077
出願日: 1997年11月18日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】ラビングフリーで厚みがナノメータレベルできわめて薄く、液晶の配向方向は偏光露光の偏光方向で制御された液晶用配向膜を極めて短時間で、高能率且つ均一性よく形成する。【解決手段】乾燥雰囲気中で非水系の有機溶媒とシラン系界面活性剤を含む化学吸着液を電極を備えた基板1の表面に塗布し、有機溶媒を蒸発濃縮させつつ界面活性剤分子と基板表面とを脱塩化水素反応させ界面活性剤分子4 ́を基板1の表面に一端で結合固定し、有機溶媒の蒸発が終了し所定の時間が経過した後非水系の有機溶媒を用い基板表面に残った未反応の界面活性剤を洗浄除去する。シラン系界面活性剤としては例えばCH3(CH2)14SiCl3と感光基を組み込んだシラン系界面活性剤:C6H5CH=CHCOC6H4O(CH2)6SiCl3(モル比で1:1)を用いる。
請求項(抜粋):
乾燥雰囲気中で非水系の有機溶媒とシラン系界面活性剤を用いて調製した化学吸着液を電極を備えた基板表面に塗布し、前記有機溶媒を蒸発濃縮させつつ前記吸着液中の界面活性剤分子と基板表面とを化学反応させ前記界面活性剤分子を基板表面に一端で結合固定し、前記有機溶媒の蒸発が終了し所定の時間が経過した後非水系の有機溶媒を用い基板表面に残った未反応の界面活性剤を洗浄除去し、単分子膜状の液晶配向膜を形成する工程を含むことを特徴とする液晶配向膜の製造方法。
IPC (4件):
G02F 1/1337 ,  G02F 1/1337 530 ,  C09D 7/12 ,  C09D 11/02
FI (4件):
G02F 1/1337 ,  G02F 1/1337 530 ,  C09D 7/12 Z ,  C09D 11/02
引用特許:
審査官引用 (15件)
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