特許
J-GLOBAL ID:200903043990696590
シンボル識別点検出装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
役 昌明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-273162
公開番号(公開出願番号):特開平8-116344
出願日: 1994年10月13日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 シンボル識別点の高精度且つ高速度での検出が可能なシンボル識別点検出装置を提供する。【構成】 各サンプル位置において、2乗包絡線Rのシンボル間隔での差分の絶対値を計算し、この計算結果をシンボル周期毎にN回(N:正整数)累積加算して、サンプル位置に依存したM通りの加算結果S0〜SM-1を出力する差分同期加算手段6と、加算結果S0〜SM-1の中の最小値を検出し、その加算結果のサンプル位置をシンボル識別点の情報として出力する最小値検出手段7とを設ける。各シンボル識別点間の2乗包絡線の差分の絶対値はほぼ0となるため、各サンプル位置において、この差分をシンボル周期で一定数累積加算した場合には、シンボル識別点に対応するサンプル位置での累積加算値が最小となる。この累積加算値の最小値を検出してシンボル識別点を求める。
請求項(抜粋):
受信ベースバンド信号をシンボルレートのM倍(M:正整数)でオーバーサンプリングするA/D変換手段と、オーバーサンプリングされたサンプル値の2乗包絡線を計算する2乗包絡線演算手段とを具備し、計算された2乗包絡線のデータを用いて受信信号のシンボル識別点を検出するシンボル識別点検出装置において、各サンプル位置別に、前記2乗包絡線のシンボル間隔での差分の絶対値を計算し、この計算結果をシンボル周期毎にN回(N:正整数)累積加算して、サンプル位置に依存したM通りの加算結果S0〜SM-1を出力する差分同期加算手段と、前記加算結果S0〜SM-1の中の最小値を検出し、その加算結果のサンプル位置をシンボル識別点の情報として出力する最小値検出手段とを設けたことを特徴とするシンボル識別点検出装置。
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