特許
J-GLOBAL ID:200903044054012791

疲労特性に優れたアルミニウム合金積層板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 梶 良之 ,  須原 誠 ,  竹中 芳通
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-299562
公開番号(公開出願番号):特開2009-215643
出願日: 2008年11月25日
公開日(公表日): 2009年09月24日
要約:
【課題】アルミニウム合金ラジエータチューブなどのろう付け相当加熱後の積層板や、アルミニウム合金ブレージングシートなどの積層板の薄肉化が可能な、疲労特性に優れたアルミニウム合金積層板やろう付け相当加熱後の積層板を提供する。【解決手段】少なくとも心材アルミニウム合金板2とアルミニウム合金犠牲防食材3とをクラッドし、ろう付けあるいは溶接によって熱交換器とされるアルミニウム合金積層板あるいはろう付け相当加熱後の積層板であって、前記心材アルミニウム合金板2が3000系の特定成分組成からなり、更に、この心材アルミニウム合金板2の特定サイズの分散粒子の平均数密度を規制して、亀裂発生が支配的な疲労特性を優れさせる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも心材アルミニウム合金板とアルミニウム合金犠牲防食材とをクラッドし、ろう付けによって熱交換器とされるアルミニウム合金積層板であって、前記心材アルミニウム合金板が、質量%で、Si:0.2〜1.5%、Cu:0.2 〜1.2%、Mn:0.2〜1.4%、Ti:0.03〜0.3%を各々含有するとともに、Fe:1.0 %以下に規制し、残部がAlおよび不可避的不純物からなるアルミニウム合金組成を有し、更に、この心材アルミニウム合金板の圧延面表層部での500倍のSEMにより観察される重心直径の平均値が1μm以上の分散粒子の平均数密度を7000個/mm2 以下とした組織を有することを特徴とする、疲労特性に優れたアルミニウム合金積層板。
IPC (1件):
C22C 21/00
FI (2件):
C22C21/00 E ,  C22C21/00 J
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (11件)
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