特許
J-GLOBAL ID:200903044141869380

積層型ガス検出素子およびガスセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-094651
公開番号(公開出願番号):特開2001-281210
出願日: 2000年03月30日
公開日(公表日): 2001年10月10日
要約:
【要約】【課題】 積層型ガス検出素子において、水滴の付着により生じる素子自体の損傷を防ぎ、長寿命の積層型ガス検出素子を提供する。【解決手段】 内燃機関の排気管に設置される実施例の積層型酸素検出素子1は、排気ガス中の酸素濃度に応じた起電力を検出信号として出力するセラミックス基板積層体31の表面に、多孔質保護層11,13,15,17,19を積層して構成されている。このため、積層型酸素検出素子1に付着した水滴は、多孔質保護層を分散しながら緩慢に浸透するため、セラミックス基板積層体31に到達する時には水滴部分の面積が大きくなり、あるいは水滴の温度が上昇するか蒸発するため、セラミックス基板上の温度勾配が小さくなって熱衝撃を良好に抑えることができ、基板の損傷を防止できる。また、多孔質保護層が水滴の付着による破損が発生し難いため、耐被水性に優れた長寿命の積層型酸素検出素子となる。
請求項(抜粋):
測定対象気体中の特定ガスを検出するための検出部を備えた第1セラミックス基板と、発熱抵抗体を挟持する1対のセラミックス基板と、を少なくとも含む複数のセラミックス基板を積層して構成された積層型ガス検出素子であって、前記複数のセラミックス基板の接合界面が露出している面の少なくとも1面のうち、測定対象気体に曝されることになる当該接合界面を少なくとも覆うように多孔質保護層が設けられていること、を特徴とする積層型ガス検出素子。
IPC (2件):
G01N 27/409 ,  G01N 31/22 121
FI (2件):
G01N 31/22 121 B ,  G01N 27/58 B
Fターム (14件):
2G004BB04 ,  2G004BC02 ,  2G004BD04 ,  2G004BE04 ,  2G004BF05 ,  2G004BF09 ,  2G004BF18 ,  2G004BH09 ,  2G004BJ02 ,  2G042AA01 ,  2G042BB09 ,  2G042CA01 ,  2G042CB01 ,  2G042FB06
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る