特許
J-GLOBAL ID:200903045002518502

電力変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-210682
公開番号(公開出願番号):特開平9-056166
出願日: 1995年08月18日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【目的】 スイッチング素子に対する過電圧を抑制し、スナバ回路の充放電に係る損失の低減、スイッチング素子のスイッチング損失の低減を図り、電圧変動に伴うノイズを低減した安定な電力変換装置を得る。【構成】 1相分のインバータを構成するIGBTQ1、Q2のそれぞれには、ダイオードDs1、Ds3とキャパシタC1、C3の直列回路が並列に接続され、Ds1、Ds3に並列にキャパシタC2、C4、ダイオードDs2、Ds4、抵抗R1、R2からなる回路手段が接続される。また、クランプ用のスナバキャパシタC5が備えられる。C1、C2の直列回路、C3、C4の直列回路は、C2、C4の電圧によってDs1、Ds3が逆バイアスされることにより、可変容量のスナバキャパシタとして作用する。これにより、Q1、Q2が電流を遮断した場合に、Q1、Q2に印加される電圧を低減させ、スナバ回路のキャパシタが放電する際の損失をも低減させることができる。
請求項(抜粋):
主電源の端子間に、直列に接続された第1、第2のスイッチング素子を備え、制御手段の指令に応じて前記2つのスイッチング素子を制御することにより、前記2つのスイッチング素子の接続点から負荷に電力を供給す電力変換装置において、前記2つのスイッチング素子のそれぞれの入出力端子間に接続された第1、第2のキャパシタを有すると共に、前記各スイッチング素子に対する第2のキャパシタ相互間を接続するクランプ用スナバキャパシタを有し、前記スイッチング素子のオン時、その素子に対応する前記第1のキャパシタから第2のキャパシタにエネルギーを供給し、前記スイッチング素子に印加される両キャパシタの充電電圧を相殺させると共に、前記スイッチング素子のオフ時、その素子の電圧が所定値以下で、その素子に対応する第1、第2の2つのキャパシタの直列合成容量により、また、素子の電圧が所定値以上で、その素子に対応する第1のキャパシタの単独容量によりスイッチング素子に印加される電圧を抑制することを特徴とする電力変換装置。
IPC (5件):
H02M 7/48 ,  H02M 1/00 ,  H02M 1/06 ,  H02M 7/5387 ,  H03K 17/16
FI (6件):
H02M 7/48 K ,  H02M 7/48 M ,  H02M 1/00 F ,  H02M 1/06 A ,  H02M 7/5387 Z ,  H03K 17/16 M
引用特許:
審査官引用 (4件)
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