特許
J-GLOBAL ID:200903045037187584
通信ノード故障検出装置及び方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-047254
公開番号(公開出願番号):特開2006-237832
出願日: 2005年02月23日
公開日(公表日): 2006年09月07日
要約:
【課題】 ノードの故障を、他ノードとの間で調停負けが生じたと継続して誤判定することなく確実に検出することが可能な通信ノード故障検出装置及び方法を提供することにある。【解決手段】 CAN通信においては、データ送信時におけるCANバスの通信状態がそのデータフレームのものよりも優先度の高いものであるとき、調停負けが生じたとしてそのデータフレームのCANバスへの送信を中断する。そして、同一のデータフレームに対して調停負けが所定回数連続して生じたか否かを判別する。その結果、肯定判定がなされた場合に、そのデータフレームの調停領域における優先度を、CAN通信のルールに従ってスタッフビットが挿入される所定の高優先のものに変更する。そして、その優先度変更後のデータフレームのCANバスへの送信に対するCANバスの通信状態に基づいてノードの故障を検出する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
優先度を示す調停領域が設けられたデータフレームをCANバスに送信するデータ送信手段と、前記データ送信手段により前記データフレームをCANバスに送信する過程で該CANバスの通信状態を監視するモニタ手段と、前記モニタ手段による前記通信状態がCANバスに送信している前記データフレームのものよりも優先度の高いものである場合に、他ノードとの間で調停負けが生じたとして該データフレームのCANバスへの送信を中断する送信中断手段と、を備えるノードの故障を検出する装置であって、
前記調停負けが同一の前記データフレームに対して所定回数連続して生じたか否かを判別する調停負け回数判別手段と、
前記調停負け回数判別手段により前記調停負けが前記所定回数連続して生じたと判別される場合に、前記データフレームの前記調停領域における優先度を、CAN通信のルールに従ってスタッフビットが挿入される所定の高優先のものに変更する優先度変更手段と、
前記優先度変更手段による優先度変更後、前記モニタ手段による前記通信状態に基づいて、前記ノードの故障を検出する故障検出手段と、
を備えることを特徴とする通信ノード故障検出装置。
IPC (3件):
H04L 12/40
, H04L 12/28
, H04L 29/14
FI (4件):
H04L12/40 D
, H04L12/40 M
, H04L12/28 100A
, H04L13/00 311
Fターム (18件):
5K032AA05
, 5K032BA06
, 5K032CB05
, 5K032DA11
, 5K032DB28
, 5K032EA03
, 5K033AA05
, 5K033BA06
, 5K033CB18
, 5K033DA13
, 5K033DB20
, 5K033EA03
, 5K035AA03
, 5K035BB03
, 5K035DD01
, 5K035EE02
, 5K035FF02
, 5K035JJ01
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (4件)