特許
J-GLOBAL ID:200903045270002446

高耐摩耗パーライト系レール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-280916
公開番号(公開出願番号):特開平8-144016
出願日: 1994年11月15日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 高軸重鉄道の曲線区間レールの耐摩耗性を向上させる。【構成】 C:0.85超〜1.20%を含む鋼で、ミクロ組織がパーライト組織を呈し、そのパーライトラメラ間隔:λ=(フェライト厚さ:t1 +セメンタイト厚さ:t2 )が100nm以下で、かつ、パーライト組織中のフェライト厚さ(t1 )に対するセメンタイト厚さ(t2 )の比:Rc(Rc=t2 /t1 )が0.15以上であることを特徴とする高耐摩耗パーライト系レール。【効果】 本発明レール鋼はラメラ間隔(λ)を微細化すると同時に、従来レール鋼よりもフェライト厚さ(t1 )に対するセメンタイト厚さ(t2 )の比:Rc (Rc =t2 /t1 )を高めることにより、従来レール鋼よりも同一ラメラ間隔において摩耗量が少なく、耐摩耗性が飛躍的に向上している。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.85%を超えて1.20%以下を含有する鋼レールであって、該鋼レールの少なくとも一部がパーライト組織を呈し、前記パーライト組織のパーライトラメラ間隔が100ナノメーター(nm)以下で、かつ、パーライト組織中のフェライト厚さに対するセメンタイト厚さの比が0.15以上であることを特徴とする高耐摩耗パーライト系レール。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/30

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