特許
J-GLOBAL ID:200903045533689115
延性と穴広げ加工性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-177434
公開番号(公開出願番号):特開2006-002186
出願日: 2004年06月15日
公開日(公表日): 2006年01月05日
要約:
【要 約】【課 題】 延性と穴広げ加工性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】 C、Mn、P、S、Nを適正量に調整し、Nb:0.005〜0.20%を含み、Si:0.2〜1.5%、Al:0.2〜2.0%を、Si+1/2(Al)≧0.50% を満足するように含有し、残部が実質的に鉄からなる鋼素材に、仕上圧延終了温度がAr3 変態点以上、巻取り温度が400〜650°Cの熱間圧延と、冷間圧延と、さらに、Ac1変態点以上で20°C/s以下の加熱速度で800〜900°Cの温度域の焼鈍均熱温度まで加熱し、800〜900°Cで60〜300s間滞留したのち、600〜700°Cの温度域の徐冷停止温度まで1〜10°C/sの冷却速度で徐冷却し、ついで350〜500°Cの温度域の急冷停止温度まで15〜200°C/sの冷却速度で急冷却し、350〜500°Cの温度域で30〜300s間滞留したのち、冷却する焼鈍処理を施す。これにより、延性と穴広げ加工性に優れた高強度冷延鋼板となる。なお、Cr、Ni、Mo、Bのうちから選ばれた1種または2種以上、Ti、Vのうちから選ばれた1種または2種を含有してもよい。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
mass%で、
C:0.05〜0.20%、 Si:0.2〜1.5%、
Mn:0.5〜3.0%、 P:0.05%以下、
S:0.01%以下、 Al:0.2〜2.0%、
N:0.01%以下、 Nb:0.005〜0.20%
を含有し、かつSi、Alを下記(1)式を満足するように含有し、残部が実質的に鉄からなる鋼素材に、熱間圧延を施し熱延板とする熱延工程と、前記熱延板に冷間圧延を施し冷延板とする冷延工程とを順次施したのち、前記冷延板に焼鈍処理を施し冷延焼鈍板とするに当たり、
前記熱間圧延を、仕上圧延終了温度がAr3変態点以上、巻取り温度が400〜650°Cとする熱間圧延とし、
前記焼鈍処理を、Ac1変態点〜焼鈍均熱温度までの平均加熱速度が20°C/s以下の加熱速度で800〜900°Cの温度域の焼鈍均熱温度まで加熱し、該800〜900°Cの温度域で60〜300s間滞留させ、800°Cから600〜700°Cの温度域の徐冷停止温度まで1〜10°C/sの平均冷却速度で徐冷却し、ついで該徐冷停止温度から350〜500°Cの温度域の急冷停止温度まで15〜200°C/sの平均冷却速度で急冷却し、該350〜500°Cの温度域で30〜300s間滞留させる処理とすることを特徴とする延性と穴広げ加工性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法。
記
Si+1/2(Al)≧0.50% .........(1)
ここで、Si、Al:各元素の含有量(mass%)
IPC (4件):
C21D 9/46
, C22C 38/00
, C22C 38/12
, C22C 38/58
FI (4件):
C21D9/46 F
, C22C38/00 301U
, C22C38/12
, C22C38/58
Fターム (36件):
4K037EA01
, 4K037EA02
, 4K037EA05
, 4K037EA06
, 4K037EA11
, 4K037EA15
, 4K037EA16
, 4K037EA17
, 4K037EA18
, 4K037EA19
, 4K037EA20
, 4K037EA23
, 4K037EA25
, 4K037EA27
, 4K037EA28
, 4K037EA31
, 4K037EA32
, 4K037EB05
, 4K037EB08
, 4K037EB09
, 4K037EB11
, 4K037EB12
, 4K037EC04
, 4K037FA02
, 4K037FA03
, 4K037FC07
, 4K037FE01
, 4K037FE02
, 4K037FJ01
, 4K037FJ05
, 4K037FJ06
, 4K037FK01
, 4K037FK02
, 4K037FK03
, 4K037FK08
, 4K037JA06
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (1件)
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