特許
J-GLOBAL ID:200903046016830858

負の二軸性位相差フィルムと+C-プレートを用いた視野角の補償フィルムを含むIPS液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  実広 信哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-518781
公開番号(公開出願番号):特表2006-520008
出願日: 2005年01月07日
公開日(公表日): 2006年08月31日
要約:
傾斜角の暗状態での光漏れを最小化することにより正面及び傾斜角で高いコントラスト特性、低い色ずれを有するIPS-LCDを提供する。本発明は、負の二軸性位相差フィルムと+C-プレートを用いてIPS液晶表示装置の正面と傾斜角でのコントラスト特性を向上し、暗状態での視野角による色ずれが最小化できる視野角の補償フィルムの設計条件と作製に係る。
請求項(抜粋):
第一の偏光板と、正の誘電率異方性(Δε>0)または負の誘電率異方性(Δε>0)を有する液晶で充填され水平配向された液晶セルと、及び第二の偏光板とを備え、液晶セル内の液晶の光軸が偏光板に平行な面内に置かれているIPS液晶表示装置であって、 第一の偏光板の吸収軸と第二の偏光板の吸収軸とが直交し、液晶セル内の液晶の光軸が隣接する第一の偏光板の吸収軸に平行であり、 視野角の補償のために一つ以上の負の二軸性位相差フィルム(nx>ny>nz)と一つ以上の+C-プレート(nx=ny<nz)を偏光板と液晶セルとの間に配し、このとき、負の二軸性位相差フィルムの光軸は、(a)負の二軸性位相差フィルムに直ぐ隣接する偏光板、または(b)負の二軸性位相差フィルムが液晶セルに隣接する場合は、液晶セルに隣接する偏光板の吸収軸に直交して配され、 ここで、nx、nyは、面内屈折率を表し、nzは、フィルムの厚み方向の屈折率を表し、負の二軸性位相差フィルムは、負の厚み方向の位相差値(Rth,biaxial=d×(nz-ny)、このとき、dはフィルムの厚み)と正の面内位相差値(Rin,biaxial=d×(nx-ny)、このとき、dはフィルムの厚み)を有し、+C-プレートは、厚み方向の位相差値 R th, +C=d×(nz-ny) を有することを特徴とするIPS液晶表示装置。
IPC (2件):
G02F 1/133 ,  G02F 1/134
FI (3件):
G02F1/13363 ,  G02F1/1335 510 ,  G02F1/1343
Fターム (21件):
2H091FA08X ,  2H091FA08Z ,  2H091FA11X ,  2H091FA11Z ,  2H091FB02 ,  2H091FC09 ,  2H091FD06 ,  2H091FD24 ,  2H091GA02 ,  2H091GA16 ,  2H091HA06 ,  2H091KA01 ,  2H091KA02 ,  2H091LA17 ,  2H091LA20 ,  2H092GA14 ,  2H092NA01 ,  2H092NA03 ,  2H092PA10 ,  2H092PA11 ,  2H092QA06
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 米国特許第3,807,831号明細書
審査官引用 (6件)
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