特許
J-GLOBAL ID:200903046403161387

金属部材接合方法及びリフローハンダ付方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 聖孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-080239
公開番号(公開出願番号):特開2001-259859
出願日: 2000年03月22日
公開日(公表日): 2001年09月25日
要約:
【要約】【課題】 交流波形の電流を用いる金属部材の接合またはリフローハンダ付において設定通電時間の終了前に正規通電を停止すべき事態が生じたときは交流波形の途中でもその時点で直ちに正規通電を止めること。【解決手段】 制御部32は、設定通電時間を構成する複数の単位通電期間のうち、奇数番目の各単位通電期間では負極側のスイッチング素子(24,28)をオフ状態に保ったまま正極側のスイッチング素子(22,26)だけをインバータ周波数で連続的にスイッチング動作させ、偶数番目の各単位通電期間では正極側のスイッチング素子(22,26)をオフ状態に保ったまま負極側のスイッチング素子(24,28)だけをインバータ周波数で連続的にスイッチング動作させる。これにより、電源装置の二次側回路においては、ほぼ台形状の電流波形を有する二次電流I2が、奇数番目の各単位通電期間では正極方向に、偶数番目の各単位通電期間では負極方向に流れる。かかる正規通電の最中に通電停止信号WSが入力されたときは、その時点で制御部32はインバータ16のスイッチング制御を止めて、直ちに正規通電を中止する。
請求項(抜粋):
金属部材に電極を押し当てながら前記電極を介して交流波形の電流を流し、前記金属部材で発生するジュール熱を利用して前記金属部材を接合する金属部材接合方法において、商用周波数の交流電圧を整流回路によって直流電圧に変換する段階と、前記整流回路より出力された直流電圧をインバータにより高周波数のパルス電圧に変換する段階と、前記インバータより出力された前記高周波パルス電圧をトランスに通し、前記トランスの二次側で整流することなく前記電極を介して前記金属部材に印加する段階と、1回の接合のための通電時間を複数の単位通電期間に分割し、奇数番目の各単位通電期間では一方の極性で、偶数番目の各単位通電期間では他方の極性で、設定された電流値を有する交流波形電流が前記トランスの二次側で流れるように、前記インバータを前記高周波数でスイッチング制御する段階と、前記通電時間中に正規通電を停止させるべき所定の事象または条件が発生または成立したときは、前記インバータのスイッチング動作を止めて正規通電を中止する段階とを有することを特徴とする金属部材接合方法。
IPC (7件):
B23K 11/24 392 ,  B23K 11/24 355 ,  B23K 1/00 330 ,  B23K 3/04 ,  B23K 11/00 561 ,  B23K 11/16 101 ,  B23K 11/25 515
FI (8件):
B23K 11/24 392 ,  B23K 11/24 355 ,  B23K 1/00 330 D ,  B23K 3/04 F ,  B23K 3/04 Y ,  B23K 11/00 561 ,  B23K 11/16 101 ,  B23K 11/25 515
引用特許:
審査官引用 (7件)
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