特許
J-GLOBAL ID:200903046480580180

文字パターン認識処理方法及びその装置、並びに文字パターン認識処理プログラム及びその記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-170684
公開番号(公開出願番号):特開2002-366897
出願日: 2001年06月06日
公開日(公表日): 2002年12月20日
要約:
【要約】【課題】 掠れや汚れ等を含む文字対象に対して高い認識性能を実現する。【解決手段】 劣化判定部1-3は、前処理部1-2で正規化した文字パターン全体を走査して黒→黒、白→白、黒→白、白→黒の各画素連結数を計数し、黒→黒と白→白の画素連結数の積で単純度を、黒→白と白→黒の画素連結数の積で複雑度を求め、単純度と複雑度の差を基に劣化判定特徴ベクトルを得、劣化判定特徴標準辞書1-5の間で求めた距離値等から文字の掠れ、汚れを判定する。劣化補正部1-6は、局所領域の単純度と複雑度から補正係数を算出する際に該判定結果を利用し、特徴抽出部1-4が正規化文字パターンから抽出した対象文字の黒画素連結長利用の特徴ベクトルを、該補正係数で補正する。識別部1-7は、補正された特徴ベクトルと認識特徴標準辞書1-8内の各カテゴリの間で距離値等を求めて、最も類似した文字カテゴリを認識結果とする。
請求項(抜粋):
一文字毎に切り出されて2値化された文字パターンに対して、位置及び大きさについて正規化処理を行い、該正規化された文字パターンから黒画素連結長を利用する文字認識のための特徴を抽出する処理を行う際に、該正規化された文字パターンを走査し、走査した範囲から黒画素と黒画素が連結している数、白画素と白画素が連結している数、黒画素と白画素が連結している数、白画素と黒画素が連結している数を計数する第1ステップと、該黒画素と黒画素が連結している数及び該白画素と白画素が連結している数の積として単純度を求める第2ステップと、該黒画素と白画素が連結している数及び該白画素と黒画素が連結している数の積として複雑度を求める第3ステップと、該単純度と該複雑度の差を基にして得られる係数を算出する第4ステップと、該係数を用いて該走査した範囲内から計数した黒画素数を補正した値を黒画素連結長として用いる第5ステップとを有することを特徴とする文字認識処理方法。
IPC (4件):
G06K 9/46 ,  G06K 9/20 350 ,  G06K 9/50 ,  G06K 9/62 630
FI (4件):
G06K 9/46 A ,  G06K 9/20 350 B ,  G06K 9/50 ,  G06K 9/62 630 A
Fターム (6件):
5B029BB02 ,  5B029EE06 ,  5B029EE15 ,  5B064DC07 ,  5B064DC08 ,  5B064DC28
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-096884
  • 文字領域切り出し方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-296721   出願人:日本電信電話株式会社
  • 文字認識方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-248147   出願人:日本電信電話株式会社
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-096884
  • 文字領域切り出し方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-296721   出願人:日本電信電話株式会社
  • 文字認識方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-248147   出願人:日本電信電話株式会社

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