特許
J-GLOBAL ID:200903046928041846

火災検知器及び火災検知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-355782
公開番号(公開出願番号):特開2002-162293
出願日: 2000年11月22日
公開日(公表日): 2002年06月07日
要約:
【要約】【課題】炎の中心周波数強度に対する周波数スペクトルの分布パターンを直接的に調べて回転灯などによる誤報を防止して火災判断の信頼性を向上する。【解決手段】第1火災判定部で第1規定周波数帯域16に炎のスペクトルパータンが存在するか否か判定し、存在したら第2火災判定部で第2規定周波数帯域17に回転灯のスペクトル成分が存在するか否か判定し、存在しなかったら第3火災判定部で低周波帯域成分の積分値が高周波帯域成分の積分値に比べて所定倍以上大きければ火災と判定する。
請求項(抜粋):
光エネルギーを受光して電気信号に変換する検知センサから出力された受光検知信号をプロセッサに入力し、高速フーリエ変換法を用いた周波数解析により火災を判定する火災検知器に於いて、炎の光エネルギーのゆらぎ中心周波数を含む第1周波数帯域と炎のゆらぎ中心周波数を含まず且つ前記第1周波数帯域よりも高周波側の周波数を含む第2周波数帯域の信号成分を含んだ受光検知信号を、所定のサンプリング周波数でサンプリングした後にフーリエ変換を行って前記第1周波数帯域および前記第2周波数帯域のパワースペクトル成分を演算するフーリエ変換部と、前記第1周波数帯域内の規定周波数帯域に炎のスペクトルパターンが存在することを検出した場合は火災の可能性ありと判定し、それ以外の場合は火災が発生していないと判定して処理を終了する第1火災判定部と、前記第1火災判定部で火災の可能性ありと判定された場合に、前記第2周波数帯域側に周期的変動を伴うエネルギー放射源の高調波成分が存在しないことを検出した場合は火災の可能性ありと判定し、前記高調波成分が存在することを検出した場合は火災が発生していないと判定して処理を終了する第2火災判定部と、前記第2火災判定部で火災の可能性ありと判定された場合に、前記第1周波数帯域のパワースペクトル成分の積分値と前記第2周波数帯域のパワースペクトル成分の積分値を算出し、前記第1周波数帯域の積分値が前記第2周波数帯域の積分値に比べて所定倍以上大きい場合に火災と判定し、それ以外の場合は火災が発生していないと判定して処理を終了する第3火災判定部と、を備えたことを特徴とする火災検知器。
IPC (2件):
G01J 1/42 ,  G08B 17/12
FI (2件):
G01J 1/42 C ,  G08B 17/12 B
Fターム (20件):
2G065AA04 ,  2G065AB02 ,  2G065BA01 ,  2G065BB26 ,  2G065BC03 ,  2G065BC07 ,  2G065BC13 ,  2G065BC14 ,  2G065BC28 ,  2G065BC35 ,  2G065CA05 ,  2G065DA06 ,  5C085AA11 ,  5C085AB01 ,  5C085AC03 ,  5C085AC14 ,  5C085BA35 ,  5C085CA02 ,  5C085EA51 ,  5C085FA38
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (1件)

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