特許
J-GLOBAL ID:200903047187256587

既存建物の免震化工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-234501
公開番号(公開出願番号):特開2008-057189
出願日: 2006年08月30日
公開日(公表日): 2008年03月13日
要約:
【課題】免震装置を設置するために中間部分を切除した柱に、設置した免震装置に取り付けた上下ベースプレート間の水平方向への相対移動を拘束するための拘束部材を、これに初期応力等を生じさせることなく、また十分な拘束性能を発揮させつつ作業性良好に取り付けることが可能な既存建物の免震化工法の提供を目的とする。【解決手段】 既存建物の上下梁6間に、仮設ブレース5等を配置し、柱1毎に、当該柱の負担荷重を仮設支柱2に移し替え、柱の中間部を切除して切除空間Sを形成し、プレート拘束部材4のボルト穴を有する上下ベースプレートを予め上下面に着脱可能に取り付けた免震装置3を、切除空間に設置し、仮設支柱の負担荷重を免震装置に移し替え、ボルト穴を介して上下ベースプレート間にプレート拘束部材を設置し、仮設支柱等を適宜に撤去する作業を繰り返し、全柱に免震装置の設置を完了した後に、全プレート拘束部材を撤去する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
既存建物の所定階とその下階の梁間に、適宜数の仮設水平拘束手段を配置し、上記所定階の一本乃至複数本の柱毎に、当該柱の負担荷重を仮設支柱に移し替え、上記柱の中間部を切除して切除空間を形成し、プレート拘束部材の脱着部を有する上下ベースプレートを、予め上下面に着脱可能に取り付けた免震装置を上記切除空間に挿入して、当該上下ベースプレートを、切断した上記柱の上下切断面それぞれに固着することで当該免震装置を設置し、上記仮設支柱の負担荷重を上記免震装置に移し替え、上記脱着部を介して上記上下ベースプレート間に上記プレート拘束部材を設置してこれら上下ベースプレートの水平方向の相対移動を拘束し、上記仮設水平拘束手段および上記仮設支柱を適宜に撤去する作業を繰り返し行うようにして、上記仮設水平拘束手段および上記仮設支柱を盛り替えながら、上記免震装置を上記柱に順次設置していき、上記所定階の上記柱全てに上記免震装置の設置を完了した後に、上記プレート拘束部材を全て撤去することを特徴とする既存建物の免震化工法。
IPC (2件):
E04G 23/02 ,  E04G 21/16
FI (2件):
E04G23/02 D ,  E04G21/16
Fターム (11件):
2E174AA01 ,  2E174BA02 ,  2E174BA03 ,  2E174DA11 ,  2E174DA12 ,  2E174DA13 ,  2E174DA32 ,  2E174DA58 ,  2E174EA00 ,  2E176AA04 ,  2E176BB28
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る