特許
J-GLOBAL ID:200903047532430293

ノイズサプレス装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  蔵田 昌俊 ,  峰 隆司 ,  福原 淑弘 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-156581
公開番号(公開出願番号):特開2008-309955
出願日: 2007年06月13日
公開日(公表日): 2008年12月25日
要約:
【課題】聴感上、自然な雑音抑圧を行うことが可能なノイズサプレス装置を提供する。【解決手段】時間-周波数変換部381は、AD変換器37で得られたディジタル音声信号を、所定の時間幅ずつ振幅スペクトルと位相スペクトルに変換する。帯域パワー計算部388は、振幅スペクトルを周波数帯域ごとに平均パワーを計算する。変動幅制限部387は、振幅スペクトルの変動方向に応じて、その変動幅を制限した振幅スペクトルを求める。雑音推定部382は、変動幅が制限された振幅スペクトルに基づいて、雑音成分を推定する。SNR計算部383は、雑音成分と、変動幅が制限された振幅スペクトルから、SNRを求める。雑音抑圧係数計算部384は、SNRから雑音を抑圧するための雑音抑圧係数を求める。雑音抑圧係数加重部385は、雑音抑圧係数を用いて、時間-周波数変換部381で求めた振幅スペクトルの雑音成分を抑圧するようにしたものである。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
時間波形の音声信号を、周波数領域の信号に変換して、振幅スペクトルと位相スペクトルを求める第1変換手段と、 この第1変換手段が求めた振幅スペクトルの変動方向に応じて、前記振幅スペクトルの変動幅を制限した振幅スペクトルを求める制限手段と、 この制限手段が求めた振幅スペクトルから雑音成分を推定する雑音推定手段と、 この雑音推定手段が推定した雑音成分と前記第1変換手段が求めた振幅スペクトルとから信号対雑音比を求めるSNR検出手段と、 このSNR検出手段が求めた信号対雑音比から、雑音を抑圧するための雑音抑圧係数を求める雑音抑圧係数検出手段と、 この雑音抑圧係数検出手段が求めた雑音抑圧係数に基づいて、前記第1変換手段が求めた振幅スペクトルの雑音成分を抑圧する雑音抑圧係数加重手段と、 前記第1変換手段が求めた前記位相スペクトルに基づいて、前記雑音抑圧係数加重手段により雑音成分が抑圧された振幅スペクトルを、時間波形の音声信号に変換する第2変換手段とを具備することを特徴とする雑音抑圧装置。
IPC (2件):
G10L 21/02 ,  G10L 11/02
FI (3件):
G10L21/02 101B ,  G10L21/02 102Z ,  G10L11/02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3858668号
審査官引用 (7件)
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