特許
J-GLOBAL ID:200903047771450972

帯域限定適応イコライザ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 啓三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-020403
公開番号(公開出願番号):特開2001-211039
出願日: 2000年01月28日
公開日(公表日): 2001年08月03日
要約:
【要約】【課題】 マルチウエイシステムのオーディオ装置に適用できる帯域限定適応イコライザを提供する。【解決手段】 入力信号を補正周波数帯域信号と非補正周波数帯域信号とに分割して、補正周波数帯域信号は適応フィルタ16で補正処理し、非補正周波数帯域信号は遅延器14で所定の時間(T秒)だけ遅延する。遅延器14及び適応フィルタ16の出力は演算器18で混合され、フィルタ20a,20b,20cにより帯域毎に分割され、スピーカー21a,21b,21cに供給される。このとき、各帯域信号は、遅延器19a,19b,19cでそれぞれ遅延される。スピーカー21a,21b,21cからマイクロホン22までの伝播時間をt1 ,t2 ,t3 とし、これらのうち最も時間が長いものをtM としたときに、遅延器14,19a,19b,19cの遅延時間は、tM に応じて設定される。
請求項(抜粋):
入力信号を周波数帯域が相互に異なる補正周波数帯域信号と非補正周波数帯域信号とに分割する第1の周波数帯域分割手段と、前記補正周波数帯域信号を補正処理する適応フィルタと、目標応答信号を出力する目標応答出力部と、前記非補正周波数帯域信号を遅延する第1の遅延器と、前記適応フィルタの出力信号と前記第1の遅延器の出力信号とを混合する第1の演算器と、前記第1の演算器の出力をn(nは2以上の自然数)個の周波数帯域の信号に分割する第2の周波数帯域分割手段と、前記第2の周波数帯域分割手段で分割される各周波数帯域の信号を個別に遅延するn個の第2の遅延器と、前記第2の遅延器で遅延された信号が供給されるn個のスピーカーと、前記n個のスピーカーから出力されて音響系を伝播する音波を電気信号に変換するマイクロホンと、前記マイクロホンの出力信号と前記目標応答信号との差を演算し、その結果を誤差信号として前記適応フィルタに出力する第2の演算器とを有することを特徴とする帯域限定適応イコライザ。
Fターム (9件):
5J030AA01 ,  5J030AB01 ,  5J030AC01 ,  5J030AC09 ,  5J030AC16 ,  5J030AC17 ,  5J030AC19 ,  5J030AC20 ,  5J030AC26
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-312099
  • 遅延時間設定方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-082694   出願人:アルパイン株式会社
  • オーディオ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-236819   出願人:アルパイン株式会社
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