特許
J-GLOBAL ID:200903050165226863

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-293944
公開番号(公開出願番号):特開2000-118209
出願日: 1998年10月15日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】【課題】 セパレーションの発生を抑え、ビード部の寿命を延ばすことのできる空気入りタイヤを提供すること。【解決手段】 ビード部11のなかでも内圧充填時及び転動時によく可動する部分にカーカスプライ16の端末16Cを配置しないので、端末16Cを核とするセパレーションの発生を抑えることができる。第1の部分16Ba、湾曲部分16Bc及び第2の部分16Bbで囲まれる領域に第1のゴム18を配置し、湾曲部分16Bcの曲率半径Rを5mm以上確保したので、第1の部分16Baと第2の部分16Bbとの間の層間剪断歪が抑えられ、カーカスプライ16とこれに接着している周囲のゴムとの剥離を防止することができ、また、応力集中が無くなりカーカスプライ16のコードの折れを防止することができる。
請求項(抜粋):
一方のビードコアから他方のビードコアへ延在する本体部と、端末を一対のビードコア回りにタイヤ内側から外側に折り返した折返部とを持つ少なくとも1枚のプライからなるカーカスを備えた空気入りタイヤであって、前記折返部は、本体部側と連結すると共に前記本体部のタイヤ外側に配置される第1の部分と、少なくとも一部が前記第1の部分のタイヤ外側に配置される第2の部分と、前記第1の部分のタイヤ半径方向外側部分と前記第2の部分のタイヤ半径外側部分とを連結する湾曲部分と、を備え、前記第2の部分の前記湾曲部と反対側の部分がリムフランジのタイヤ半径方向外側端よりもタイヤ半径方向内側へ延びると共に少なくとも一部分が前記ビードコアのタイヤ半径方向内側に配置され、前記第1の部分、前記湾曲部分及び前記第2の部分で囲まれる領域に少なくとも1種類以上の第1の弾性体が配置され、前記湾曲部の曲率半径が5mm以上に設定されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (3件):
B60C 15/00 ,  B60C 9/02 ,  B60C 15/06
FI (5件):
B60C 15/00 E ,  B60C 9/02 A ,  B60C 15/06 C ,  B60C 15/06 F ,  B60C 15/06 B
引用特許:
審査官引用 (6件)
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