特許
J-GLOBAL ID:200903050710764894
電気伝導性12CaO・7Al2O3及び同型化合物とその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西 義之
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2004001507
公開番号(公開出願番号):WO2005-000741
出願日: 2004年02月12日
公開日(公表日): 2005年01月06日
要約:
CaO又はSrOとAl2O3の固溶系において、室温で高い電気伝導性(>10-4Scm-1)を有する物質を得ることは困難であった。 12CaO・7Al2O3化合物、12SrO・7Al2O3化合物、又は12CaO・7Al2O3と12SrO・7Al2O3との混晶化合物に高濃度に電子を導入した化合物。フリー酸素をすべて電子で置換した該化合物は、[Ca24Al28O64]4+(4e-)又は、[Sr24Al28O64]4+(4e-)を陽イオン、電子を陰イオンとしたエレクトライド化合物とみなすことができる。単結晶や微粉末の静水圧プレス成形体をアルカリ金属又はアルカリ土類金属蒸気中で700°C程度に保持するか、粉末の静水圧プレス成形体をカーボン坩堝中で1600°C程度に保持し徐冷するか、600°C程度に保持した該化合物薄膜に希ガスイオンを打ち込むことによって、多くのフリー酸素を電子で置換できる。
請求項(抜粋):
ケージ中に含まれるフリー酸素イオンのうち、1×1018個/cm3以上、1.1×1021個/cm3未満のフリー酸素イオンを、該酸素イオン1個当り2個の電子で置換した、2×1018個以上、2.2×1021個/cm3未満の電子をケージ中に含み、室温の電気伝導率が、10-4S/cm以上、103S/cm未満である事を特徴とする12CaO・7Al2O3化合物。
IPC (3件):
C01F 7/16
, H01B 1/08
, H01B 13/00
FI (3件):
C01F7/16
, H01B1/08
, H01B13/00 Z
Fターム (13件):
4G076AA02
, 4G076AA18
, 4G076AB02
, 4G076BA09
, 4G076BD02
, 4G076CA02
, 4G076CA10
, 4G076CA11
, 4G076DA04
, 4G076DA30
, 5G301CA02
, 5G301CD02
, 5G301CE02
引用特許:
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